「自信過剰な部下にどう気づかせたらいいんでしょうか?」
「実力があるのにあまりにも自信がない部下にはなんていえばいいのでしょうか?」
こんな風にお悩みの管理者の方も少なくないのではないでしょうか。
確かに、この「自信」とはなかなか難しいものですよね…( ゚Д゚)
努力を重ねれば確実に自信がつくわけでもなく、
かといって黙っていても自信がわいてくるわけでもなく…
そんなときは、この自信という目に見えない代物が
どのような仕組みで成り立っているのか解き明かすところから始めてみるとよいかもしれません♪
実は、自信とは、極めて主観的で相対的なものなのです。
どういうことかというと、
・これから取り組もうとしているものの難易度(をどう捉えているか)
・自分の能力(をどう捉えているか)
この2つの相対性で成り立っており、かつ、それを本人がどう捉えているかという主観的なものということです。
つまり、難易度を高く見積もりすぎて、能力を低く見積もると「自信」がもてず力を発揮できない状態になり、
難易度を低く見積もりすぎて、能力を高く見積もりすぎると「自信」過剰な状態ということになるわけですね。
そう考えると、自信というものは実態がなく、随分いいかげんなものですよね(笑)
でも、この構図さえわかってしまえばやりようはあります。
例えば
1)能力を実際より低く見積もっていて、課題を難しく捉えすぎている場合
この場合は、実力はあるはずなのに、力を発揮できない状態ということですよね。
2)能力を実際よりも高く見積もっていて、課題を容易に捉えすぎている場合
この場合は、いわゆる「ナメ」ている、自信過剰な状態ということになります。
正反対のタイプのようではありますが、
実はいずれも、自分の能力についてフェアに捉えられるようにするアプローチと
課題に対してもフェアに捉えられるようにするアプローチを丁寧に実行するだけなのです。
これを一緒くたにしてしまうと、難しく感じるかもしれませんが、
わけて考えれば案外活路を見いだせたりするものです。
「目の前にある壁は、勇気をもって近づくと階段になっている」の法則ですね!
ちなみに、これは自分自身に対しても同じです。
自信がない、自信を付けたいと思ったら、自分は何に挑もうとしていて、自分の能力・スペックをどう捉えているのか、
そしてそれは適切な評価なのかということを一度疑ってみてもいいかもしれません(^^)
[追伸]
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人事コンサルタント
金森秀晃