「人事部に まずは人材 入れてくれ」
先日、このような川柳を目にしました。
普段、人事コンサルタントとして人事の方々と接する機会も多いものですから、
非常に切実で、的を射た川柳だと大変感心しました。
とりわけ一般の事業会社の方などとお話をしていると、
「人事はいいよな、営業のノルマとかもなくてプレッシャーもなくて」
なんてお声も耳にしたりするのですが、
人事の方々も、時には経営陣の無茶振り(笑)にも耐え、現場からの悲鳴や不満に耳を傾け、
モンスター社員からの理不尽な要求にさらされ、不採算部門というだけで肩身の狭い思いをし、
ひりひりする毎日を送っていたりするものです。
医療・介護機関においても、事務職の方々は基本的には何らかの特別な資格を持っていないことが多いと思うので、
「ノーライセンス」と呼ばれて格下のように扱われるというようなお話すらも伺います(-_-;)
ですが、以前ブログにも書いたとおり
(https://f-zac.com/hideakikanamori/2021/06/21/hrpro/)、
このご時世、人事も専門性を高め、プロフェッショナルになっていかなければ、
社会、市場に対応していくことができない時代になってきています。
中でも、「モンスター社員の対応」は多くの人事担当者、健全な経営者の方々を悩ませています。
日本では労働者が法律によって非常に強く守られており、
もちろんよいこともたくさんあるのですが、その弊害もあります。
正当な理由で正当な処遇、役割を与えているつもりでも本人から不当だ、パワハラだと言われれば、
それが「否」と照明できない限り、経営側・組織側の非になってしまうのです。
正当な理由で訴えを勇気を振り絞って訴えを起こしている方もいますし、
本当に悪質な組織もあるのでなんとも言えませんが、
上記のようなことが分かった上で、あえて訴訟を仕掛けて優位な条件を獲得しようとする「輩(やから)」のような方がいるのも事実です。
そういう意味では、何の備えもなく、組織運営を続けることは非常にリスキーですし、
真面目に働く職員の方、お客様、医療機関においては命を預けていらっしゃる患者・利用者を守ることができません。
組織の士気もサービスの質も下がるでしょう。
まさにこの問題は人事の方々が成すべき、重要な組織の防衛戦略なのです。
そこで!
今回は7月14日(水)14:00~
「モンスター社員から組織を守る ~人事担当者や管理者が疲弊しない仕組みづくり~」と題しまして、
そうした労務問題に詳しい弁護士の淺枝先生もお招きして、
オンラインセミナーを開催させていただく運びとなりました。
https://f-zac.com/seminar/hr
通常、参加費 15,000円ですが、
「ブログを見て」とご記載いただけましたら無料でご案内が可能です。
(先着順になりますので、お早めにお申し込みくださいませ)
(上記セミナーは終了しました、以降不定期でwebセミナーをご案内差し上げております。
ご活用くださいませ。 (https://f-zac.com/category/seminar-info/ )
人事コンサルタント
金森秀晃