皆さんは、勇気や支えが必要なとき、何を考え、どのような行動をとりますか?
・信頼する家族や友人に話す
・自分を鼓舞する言葉を唱える
・守るべきものの存在を確認する
・立ち向かうべき理由を考える
・祈る
これらは人によって、また時と場合によっても変わってくることだと思います。
それが支えとなり、勇気になればどれも正解だと思うのですが、
今日はその中の一つ「祈る」ということについて興味深いデータをご紹介したいと思います。
実はアメリカでは色々と祈りのパワーについて研究されており、こんなデータがあるそうなのです。
・65歳以上の4000人を追跡調査したところ、毎日祈りをささげている人は、祈らない人よりもずっと長生きした。
・1000人の患者を2つのグループに分けて、一方のグループだけに他の人から祈りを送ってもらったところ、祈ってもらったグループの人たちのほうが、10パーセントも回復が早かった。
・心臓病の患者393人を、192人と201人の2つのグループに分け、192人のグループにだけ毎日、他の人々から祈りを送ってもらったところ、祈りを送ってもらったグループでは9人の病状が悪化したのに対して、送ってもらわなかったグループでは48人も悪化した。
これらが科学的に妥当であるかどうかは専門外でよくわかりませんが、
万能かどうかはおいておいて、また祈る対象の議論は別として、
祈るという行為自体が人間の免疫力や自然治癒力を高めていそうだということは、
なんとなく誰もが感じるところだと思います。
実はかくいう私も、そのデータを知る前から毎日欠かさず祈っています。
私自身は無宗教なのですが、自分を超越した存在に祈ることにしています。
祈ることで自分は生かされているという感謝の気持ちを思い出すことができ、
傲慢な考えを洗い流してくれるような気がするからです。
その結果、何より仕事のパフォーマンスもあがるということが実感として持っています。
(社員の生活を預かる経営者ですからそこは非常に重要な要素ですね)
その実感に加え先の研究データがあると、なんだかより祈りの時間を大切にしたいと思います(笑)
祈りとは何か?日本ではなんとなく何かをお願いするものというイメージがある気がしますが(いわゆる神頼みというやつですね)
そうではなく、勇気や支え、赦しが必要な時に見守ってくれる、または理解してくれる何かの存在を感じ、
自分の能力や才能を十二分に発揮するさせてくれるためのものなのかもしれませんね。
そんな何があっても頑張れる心の拠り所、スイッチのようなものをもっておけると色々な場面で救われそうですよね♪
「祈り」の効果、ぜひ皆さんも実感してみてください!
人事コンサルタント
金森秀晃