こんにちは。
サロン事業部の麻生です。
今日は僕が院長ブログをジャックします!
5月になり、温かい陽気の日も増えてきて、外へ出かけたい方多いのではないでしょうか?
それなのに、僕は休みの日はもっぱら自宅で、「ダイヤのエース」という高校野球漫画を読んでいます。笑
作品を読み進めるうちに、僕自身が部下育成から気付かされた経験と重なるエピソードがあったので、本日はその内容をシェアしたいと思います!
皆さんは、自分が伝えるより他の人が伝えた方がその後スムーズに物事が運んだ経験はありませんか?
漫画では、夏の大会でエースになれなかった投手3人のモチベーションを下げさせない為に、3人の投手に“こういう場面でお前の力が必要なのだ”とチームメートから言わせて、役割に徹せるように監督が計らうシーンがありました。
そのシーンを観ていて、僕も部下に伝える時に「自分が言うのではなく、敢えて他の人に言ってもらうようにした事があったな」と主人公と自分をリンクさせていました。
それは、僕が仕事で部下が出来た時でした。
当時、部下の指導役を初めて任されて“全部僕が教えてあげなくては!”と思っていた僕は、他のスタッフの助言などでも、僕から伝えるようにしていました。
すると、部下のモチベーションは下がり、質問や確認なども減って、どんどん消極的になっていってしまいました。
その悩みを院長に話すと
「周りを使え!」と言われました。
“周りを使うとはどういうことだ?”と分からずにキョトンとしていると
そんな表情を見抜いてか、院長はこう続けて話してくれました。
「確かに指導役として、本人に伝えなくてはいけない時はある。でも、答えが分かっていても、自分から伝えるより他の人を使う事でより相手に伝わる事がある。」と教えてくれました。
それを聞いて、“指導役だから全て自分が伝えなくてはいけない”と思っていたのが間違いだったと気づかされました。
確かに、僕が直接伝えても消極的であまり行動に変化がみられなかった事を、僕の上司が同じように伝えた時は、部下が張り切って頑張ろうとしていた事がありました。
意識的に効果を考えて根回しする事が、院長のいう“周りを使う”って意味なのかな?と解釈しました。
それからは、まず部下に伝えなくてはいけない事があった際は、“誰に言われたら一番行動変容が起こるだろう”という効果から考えて、僕から直接伝えたり、他スタッフに根回しして言ってもらったりなどするようにしました。
結果として、部下はモチベーションをキープできて、作業スピードも目に見えて上がり、積極的に”これってどうしたらいいと思いますか?”などの質問や”こうしたいと思っているんですけどどうですか?”などの意見が増えていきました。
院長の言葉と漫画を通して、どんな時も相手への効果を考えて、行動できる事が成長の弾みになると感じました。
みなさんも、部下の指導役を任された際は
一度、“根回しする”を試してみてください(^^)/
僕もより多くの部下に還元できるよう精進します!
株式会社ZAC サロン事業部
セラピスト
麻生 啓太