新年度を迎え、
季節が冬から春へ本格的な移り変わりを感じられるようになってきましたね。
先日の週末、関東地方を春の嵐が襲ったときのことです。
弊社のスタッフが、自分自身に実験をしてみたのだそうです。
それは、普段取らない行動をしてみたらどうなるか?
というものでした。
ニュースでも取り上げられる地域もあるほどの嵐のような天気ということで、傘が折れてびしょ濡れになりそう、体が冷えるし服が乾くまで気持ち悪いだろうな、などと考えているうちに億劫になり、予定していた外出をやめて、自宅で過ごしたいなと考えていたそうです。
ですが絶対にその日に済ませなければならない用事があったこともあり、やや気分がのらないながらもゴソゴソと身支度をしていました。
玄関を出て、駅へ向かっているうちにさっきまでの面倒くさいとか大変そうだ、という感情がほとんどなくなっていることに気づいたそうです。
その後も荒れた天気だったこともあってか、普段よりもお店が閑散としておりスムーズに用事を終えることができたとのことでした。
このことから
▶大変そうだ、不安だと感じることは大半が自分の過剰な思い込みである。
▶大変そうだ、不安そうだと感じることは、その渦中に入って行動することで解消される。
ということを実感したそうです。
スタッフは
「これは普段、仕事をしている時にも似たようなことがあるかもしれません。
自分が新人の頃には当たり前ですが未経験のことしかなく、先輩からしてみれば当たり前のことが負荷でしかなかったのを思い出しました。振り返ってみると”苦手だ”とか”できないかもしれない”と感じたままにしていて、渦中に入っていなかったのかもしれませんね。今でも苦手意識のあることはそう思うことはありますが。」と話してくれました。
もし大変そう、面倒くさそうと思うことがあった時は
というようなことがありましたら、一度わからないながらも渦中に入り行動してみるだけで、外からみて大変かもしれないと思い込んでいたことの実態がわかり、次の行動がしやすくなるように思います。
人事コンサルタント
金森 秀晃