年末や年度末にかけて、評価面談などをする機会が増える季節に差し掛かってきましたね。
上司の方々の中には、
「どうしても時間を過ぎてしまう」
「相手の話を聞いていると言いたいことをいえずに終わってしまう」
「時間がおしてしまい、慌てて言いたいこと言って終わってしまう」
こんなお悩みを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そのようなときにいつもさせて頂くアドバイスがあります。
それは…
面談後の効果を明確にすること
時間を3分割してその時点のゴールを設定しておくこと
この2点です。
面談の効果を明確にするとは、
例えば、この面談が終わったらこういう状態になっているとか、
こういう認識が与えられているとか、
そういったものになります。
時間ごとのゴールというのは、
例えば、30分の面談だとしたら、時間を3分割して、
最初の15分の時点では相手の懸念をすべて聞き取る
次の5分で解釈を変えて、チャンスだと思わせる
次の10分で具体的な行動のコンセンサスを取る
などの時間配分のことですね。
カウンセリングや面談が上手い人というのは、
ただ単に話すことや聞くことがうまいわけではなくて、
細かく時間を区切って、細かくゴールを設定し、
細かく修正をしているから、結果として最終ゴールに到達しやすい
というだけの話なのです。
(その過程でスキルが高まるということももちろんありますよ♪)
本格的面談シーズンを迎える前に、是非、試してみてくださいね(*´∀`*)
人事コンサルタント
金森秀晃