こんにちは。
サロン事業部の麻生です。
今日は僕が院長ブログをジャックします!
今年も残すところ1ヵ月を切りました。
それに伴って、今回の秋ドラマは最終回に向けて佳境に迎えています。
ドラマ観賞が趣味な僕としては、少し寂しい気持ちになりますねぇ…。
そんな僕が今観ているドラマは「この恋あたためますか?」というコンビニスイーツ開発をしている社員達の恋愛ドラマです。
業務内容はまったく違うのですが、ドラマを見ていて自分もそんなことがあったな…!としみじみ実感したことを本日はシェアしたいと思います!
皆さんは、なにか目標を立て、実行していても
「あれ、なんでこれをやってるんだっけ…?」
と、やっていくうちに目的を見失ってしまい頑張れなくなってしまったり、どこか作業的になってしまう…ということはありませんか?(*_*)
僕は恥ずかしながら、しょっちゅうありました。笑
ドラマでは、コンビニスイーツの開発担当者が“自分の考えたスイーツを絶対商品化したい!!”という想いから、流行りを全て散りばめたスイーツ案を出して、上司に見せるのですが「流行りを抑えてすごくいいと思う。でもそれだけ。売れる商品を作る商品を作る事はとても大事。でも、誰に食べてもらいたいか?の方がもっと大事なんじゃないかな。」と諭されるシーンがありました。
そのシーンを観ていて、僕も仕事で同じような経験をした事あったなぁと自分とリンクさせていました。
その経験は、僕がセラピストとしてデビューして1年くらいが経ち、部下も出来て、仕事をより一層頑張ろうとしていた時期の事でした。
前月の売上があまり芳しくなく、今月でその分を取り返そうと躍起になり、渾身の新規集客キャンペーンを打ち立てたりしたのですが、不発に終わってしまいました。
そして、次の月初めのMTGで院長にその事を話すと、院長は僕にこう言ってくれました 。
「何の為に売上を上げようとしたの?」と。
その時、僕は“え?店を存続させる為じゃないの?”とふと思いました。
でも、院長の考えは違ったのです。
「売上を上げる事自体はすごく大事!でもそれは、その先にあるお客様の満足度を測る指標として必要なものだから」と話してくれました。
その時に、僕は自分の間違いに気づかされました。
僕がセラピストになりたいと思ったきっかけが「自分の手でお客様を笑顔にしたい」という気持ちだったのに、それがいつしか日々の売上や業務に追われて、目標が「売上の先にあるお客様の気持ち」から「売上を上げる」事に変わってしまっていました。
なので、お客様に寄り添ったものではなくなり、新規集客キャンペーンが不発だったのだと理解できました。
院長はその事に気づき、僕にその事を気づかせてくれたのだと感じました。
それからは、同じ“売上を上げる”でも、
「どんなことに悩んでいるんだろう?」
「なにがあれば、もっと楽になれたり、助かるのだろうか?」
とお客様の立場に立つことから始め、考えるようにしました。
その手順で色々な企画やキャンペーンを打ち立てて、売上はどんどん上がっていくようになりました。
院長の言葉とドラマを通して、目標を設定する時は、その背景や意味をしっかり持って取り組む事が、その先の目標に対するアプローチややる気を作っているのだと理解することができました。
1日1日Fee’zに来て下さるお客さんの事を考え、お客様の期待にお応えできる様に、これからも日々精進していきたいと思います。
株式会社ZAC サロン事業部
セラピスト
麻生 啓太