こんにちは!
サロン事業部 エナジーサロンFee’z 店長 田中稜士です。
今日は僕が院長ブログをジャックします!
先日、我が家には2人目の子供が産まれたのですが、
その時に長男がとった行動に、”役割が人を変える瞬間”を目の当たりにさせられたので、少しお話しさせていただきます。
長男が初めて赤ちゃんに会った時の事です。
3歳8ヶ月になる息子は、
妹ができる事に大喜びして、お兄ちゃんになる為の準備を沢山してきました。
そして、4日間の入院期間が終わり
念願だった初対面の時がやってきました。
コロナで面会が禁止になっていたこともあって、ようやく会えた赤ちゃんに家族揃って大喜び^ ^
息子も、晴れてお兄ちゃんになった実感が湧いてきたようで、少し戸惑いながらも
「お兄ちゃんだよ〜^ ^お兄ちゃんだよ〜^ ^」
と、嬉しそうに接していました。
そしてその時、
僕はやってしまいました。。
赤ちゃんが皆んなに抱っこされている中、
息子を赤ちゃんの様に抱っこして
「はい赤ちゃーん、大きい赤ちゃんですねー(ゆらゆら)」
と、赤ちゃん扱いをしてしまったのです。。
今まで「お兄ちゃんになったら、僕がいろんなことを教えてあげるんだ^ ^!」と言って、お兄ちゃんになる準備を一緒にしてきた息子に対して、まさかの大失態。
僕は、「これはまずい、、、」とすぐに息子を降しましたが、息子は寝転んでハイハイをしようとしてしまいました。。
ハイハイポーズで床を見つめる息子。
しかし、この後の息子の行動に驚かされました。
なんと、
しばらくうつむいた後、目を閉じたまま首を横に振って立ち上がったのです!
1人冷静に佇む姿は、
まるで大きな試練を乗り越えた後のような、凛々しさを感じさせました。
僕はそんな息子の姿を見て、
人は自分の役割を認識しているだけで、これほどまでに強い決断ができるのか!と、思い知らされました。
僕は現在、
店長として新人を育てる役割を担っていますが、ついつい情が出て指摘が甘くなってしまう事があります。
それだと、新人さんが守るべき基準が乱れてしまい、組織としての基準も低下してしまいます。
そんな僕に院長は、兼ねてからこんな言葉を伝えてくれます。
「自分を成長させるには、役割を担う事が大切だ」と。
なぜかというと、
役割という大義を置く事で、自分の主観から出てくるネガティブな感情を乗り越えて、自分を突き動かすことができるからです。
僕の場合、
店長としての在り方を蔑ろにしてしまい、いつも通りの当たり障りのない接し方をしてしまっていました。
ですが、本来は役割を認識して、自分がどう見られるかを恐れずに、
むしろ嫌われてなんぼだというくらいに指摘をする事が、新人の成長の為にも組織の成長の為にも、最良の判断です。
まさに息子が見せてくれたあの瞬間は、
そんな自分の感情を乗り越えて役割に目覚めた瞬間だったのだ、と
人の佇まいまで変えてしまう役割の力に感服させられました。
皆様も、つい感情に流されてしまうと思った時に、役割の力を使って成長のきっかけにしてみてはいかがでしょうか?
周りの人から見たその姿は、一皮向けた佇まいに変化しているかもしれません^ ^
ZAC・Fee’zはこれからも、
多くの方へ希望を灯す役割を全うできるよう、精進していきます!
サロン事業部
エナジーサロンFee’z 店長
田中稜士