あなたの組織には、
叱ると必要以上に落ち込みまくるスタッフはいませんか?
以前、管理職クラスの方向けの研修を行った時のことです。
「患者さんの不利益になってしまうから、ということで注意をしたら、その日1日中ふさぎ込んでしまうスタッフがいて・・・。
他のスタッフも気にするから、部署内の雰囲気が少しぎこちなくなってしまうのをどうにかしたいんです」
というお話を伺うことがありました。
ポイントとしては”自分事にさせること”だと思います。
一般的には対策を問いかけることは多くの方がやってらっしゃると思うのですが、
その前にさらにもうひと手間をかけ、リスクを問いかけます。
①その状態が続いた時の未来のリスクを問いかける
②対策を問いかける
こうすることで、自分がやった仕事が上司から依頼された仕事
から自分の仕事へと少しずつ変容していき、叱られることに意味付けを自分でできるようになります。
、
仕事は上手くいかないことは当たり前のようにおこります。
手順を正確に教えることはもちろんですが 、
上手くいかなかった時に自ら意味付けをして行動し続ける人材を育成することこそ管理者の仕事の醍醐味のように思います。
ぜひ、活用なさってみてください。
人事コンサルタント
金森 秀晃