「3万日」
なんの数字だと思いますか?
これは、私たちの人生の日数の平均とされている数字です。
この数字を見て、
自分にはまだ猶予がある
もう折り返ししてるじゃないか・・・
など様々な印象を抱くかもしれませんね。
(私も折り返しに差し掛かった人間ですヽ(´▽`)/)
スティーブ・ジョブズがスタンフォード大学での有名なスピーチで
「毎日の人生を最後のものとして生きるんだ」
というメッセージを遺しています。
闘病中の本人にとっては本当に毎日が戦いで、明日を迎えられること自体が賜物だったのかもしれません。
限りがあるからこそ、ムダがないように、間違った選択をしないように、と完璧な状態になるまで動かないでおこうというのも選択肢としては考えられると思います。
ですが私は、限りがあるからこそ、失敗をしまくったほうがいいと思います。
間違いがない・失敗がないということは恐らく有り得ないと思います。
ご多分に漏れず、私も日々失敗だらけです。
良かれと思った施策が空振りしたり、することは日常茶飯事です。
だからといって歩みを止めることはできません。
大事なのは、失敗しないことではなく、失敗からすばやく立ち直ることの方です。
転んで立ち上がるサイクルを早く回しつづけることで、
転ぶ方法や転び方(実験的な感覚で間違える)が上手くなっていく。
これが限りを余すことなく使うことの醍醐味なのかもしれませんね。
人事コンサルタント
金森 秀晃