先日、惜しまれつつも、引退を表明された元AKB48渡辺麻友さん。
週刊誌さえも「渡辺麻友は本当に何もない、サイボーグだ」と
音をあげるほど、プロ意識の高いアイドルで有名でしたね。
僕は「アイドル」というもの自体にはあまり興味があるわけではないのですが(笑)
「プロフェッショナル」は大好きです。
なので、完璧すぎるアイドルの王道を突き詰め続けた、
役割に純粋な渡辺さんの姿は無条件に美しいと思っていました。
スキャンダルがないこともすごすぎますが、
彼女の発言からはエンドユーザーであるファンを傷つける発言が一切ありませんでした。
好きな男性のタイプも、すべてのファンが当てはまるわけではないという理由ではぐらかし続けたと言います。
様々なエピソードからもそうした姿勢が垣間見えてきますよね。
(ファンが何を求めているか、その役割をとにかくよく考え実行し続けている様子が垣間見みれます。)
覚悟と自己一致力がハンパではありません。
カメラの前で気をつけよう、なんて到底通用しないでしょう。
(さすがに10年以上では無理があります)
カメラのないところから、役割と常に向き合っていらしたのだと思います。
そういう意味では、渡辺麻友さんは私からみると、サイボーグというよりは、
「アイドルアスリート」というイメージでした。
プロフェッショナル
=役割との生身の自分とのギャップと戦い続ける姿勢をもつ人
10年以上のプロアイドル生活を経て、まさに何にでも通用するようなポータブルスキルを獲得したといえるのではないでしょうか?
きっと彼女は、新たな役割を見出し、
自分と戦い、(全く別の分野かもしれませんの)新たな価値を創出してくれることでしょう。
本当にお疲れ様でした!
人事コンサルタント
金森秀晃