こんにちは!
サロン事業部 エナジーサロンFee’z 店長 田中稜士です。
今日は僕が院長ブログをジャックします!
先日、息子から
役割としての立ち振る舞いについて
学ばされる事があったので、お話しさせていただきます!
それは、3歳7カ月になる息子に
ママが2人目を出産するために入院する事を告げた時の事です。
最初にママが伝えたのですが、
その時は寂しく思ってしまい、泣き出してしまったそうなのです。。
その後も、
ふとした時に思い出しては泣いてしまうので、
僕は、息子と二人でしっかり話す時間を作ることにしました。
僕は、ママがいない期間について前向きに捉えてもらう為にも、
まずは息子が泣いてしまう心情に対して、話を聞いて共感をしてから勇気付けよう。と、
プランを練りに練って息子との話に臨んだのです。
そしてある夜、息子と話しました。
いざ話をしていくと、拙い言葉で息子が心情を話し始めました。
「ママに会えないの寂しい。。」「僕ママに会いたいもん。。」
そして僕は、”待ってました!共感のタイミングはここだ!!”と言わんばかりに、
「そうだよねー( ̄^ ̄)」
「ママのこと大好きだもんね( ̄^ ̄)」
「ずっと会えないと寂しいよねー( ̄^ ̄)」
と、言葉を重ねて
良い感じに息子が話を聞き入れてくれる状態になりかけました。
そして、
「パパもずっと会えないと泣いちゃうよ(T-T)」
という言葉を言った途端・・・
「パパは泣いちゃダメでしょ!!!」
と、胸に突き刺さる一言。
「ポカーン(どうしたんだ?)、、」
すると息子が
「パパは強いから泣いちゃダメでしょ?絶対ダメだからね!」
と、続けました。。
息子の気持ちと同じ気持ちになってみようという思いから、軽はずみに出てしまった言葉でしたが、
“パパは強くなくてはならない”
“パパは強いという前提のもと、息子の感情も動いている”
と考えると、妙に納得させられました。
僕はそれを聞いて
どんな時であっても、
“役割としての魅せ方を怠ってはいけない”
と考えさせられました。
僕は店長としてサロンを任せていただいていますが、
つい店長としての役割を意識しないで、自分本位に振る舞ってしまう事があります。
本来ならば、
店長は高いスタンダードを示して、
部下がきついと思っている時に、乗り越える事への希望を抱かせなければならないところを、自分もきつく感じてるところを出してしまったり。。
それを見た部下は、
店長もきつそうにしているんだから、出来なくても当然。と、基準を見失ってしまいます。
院長はいつも、そんな役割について
「自分と役割を切り離して、演じ切る事が大切だ」
と、何度もアプローチを変えて投げかけてくれます。
その中でも、まさしくこれだ!!と思ったエピソードがありました。
中島みゆきと吉田拓郎にまつわる話なのですが。
中島みゆきは吉田拓郎に憧れて歌手を志したのですが、デビューしてしばらくした時、
憧れだった吉田拓郎に作詞をして欲しいと頼まれたのだそうです。
そして、その時に中島みゆきが作ったのが、
「永遠の嘘をついてくれ」という曲。
この曲は、
中島みゆきが一度は夢を魅させてくれた吉田拓郎に対して、何があろうと
“愛のある、人を思いやる嘘をつき続けてほしい”
という思いが込められた曲なのです。
まさしく、
“役割としての立ち振る舞いを示し続けていて欲しい”というメッセージが込められていますね。
僕も、店長という希望を与える役割を担っているからこそ、
店長がこうやっているから”同じようにやれば良いんだ!店長がいるから大丈夫!”と思えるように、当たり前に出来るという立ち振る舞いで道を示してみせなければならない。
その思いを、
息子からの一言をきっかけに実感させられました!
一見、そんなに役割を全うしていると疲れてしまうのではないか?と思ってしまいますが、そんな時こそ
反対に役割から考えると、
その立ち振る舞い一つで、希望を与えるヒーローになることもできます^ ^
息子にあの後、
「そうだよ!パパは強いから泣かないよ!」
と伝えたら、
「僕もパパみたいに強くなるから泣かないもん!!ママに会えるの楽しみ♪」
と、前向きになりました♪
皆様も、つい自分本位に振る舞ってしまいそうな時、
役割と自分を切り離して、その中に眠るヒーローを呼び起こしてみてはいかがでしょうか♪^ ^
これからも、ZAC、Fee’zは
困難な時こそ皆さまのヒーローになれる集団であるよう、邁進していきます!
サロン事業部
エナジーサロンFee’z 店長
田中 稜士