「攻撃は一点に集中しろ、無駄なことはするな」
織田信長の言葉です。
私たちは日常的にありとあらゆることにエネルギーを費やしていると言われています。
やらないよりはやったほうが良いことというのは無限にあるため、あれもこれもと試すうちにリソースが散ってしまい、結局中途半端になってしまうという経験がある方は、少なくないと思います。
以前スタッフとと談笑していた時に、
社長が私たちに言う、一点集中の意味がこういうことなのかなと腑に落ちることがありましたと話してくれました。
その前までは一点集中だ!と言われても”早く結果を出したいから、いろいろ試したくなるんじゃないか・・・”
というちょっとしたモヤモヤを感じずにはいられなかったそうです 笑
いま思うと、やらなくとも良いことを決められない、
思考のメタボになっていたのかもしれません。
攻撃のしどころ(目標)なくして策だけを講じても結局成功したか否かの評価で終始してしまう。
ですが一点に集中することで、”何をめがけて行動しているのか”が明確になり、目標に届かなくとも”無駄だった”ではなく、
次に進める材料が取れたという感覚になってきたように思います。
攻撃のしどころは最初は上手く見極められないかもしれないし、
自分の力を過大評価してできると見誤ってしまうこともあるかもしれません。
無駄なことはやらないというのは、主観に踊らされずに目標につながることなのかどうかを見極めよ、ということなのだということが分かりました。
と話してくれました。
一瞬、一瞬に集中して生きる。
それの積み重ねが、言動の精度を上げて費やすべきところにリソースを投下できるようになるし、
自分で変えられることに集中出来る時間を増やしてくれるように思います。
人事コンサルタント
金森 秀晃