先日、ある学生さんから非常に面白い質問を頂きました。
「金森さん、誰かの恩人になるためには、どうしたらいいですか?」
恩人は誰かと聞かれることは多いのですが、
恩人になるにはどうしたらよいかと聞かれることは少ないように思います。
なんでもその彼は、経営者を目指しているということで、
人が動いてくれるようになるには、
まず自分が誰かの恩人になる必要があると思ったということでした。
非常に理にかなった考え方ですね。
私にとっての恩人の顔を思い浮かべ、
私が導き出した結論は…
相手が不遇の時、弱っている時に
最初に手を差し伸べる
ということでした。
わかりやすい例として、ここでは元SMAPの中居さん。
共演しているベッキーさんがスキャンダルで叩かれ、
休業を余儀なくされたとき、
復帰に際してベッキーを囲む会などを主催して、
誰よりも温かく手を差し伸べたのは中居さんだったといいます。
ベッキーさんはそのことを恩義に感じ、尊敬していると話していました。
相手が劣勢の時、仲間がいない時、苦しい時、
100人中99人がそっぽを向いても、
自分だけはその人を信じて手を差し伸べることができる心を作ることが、
「誰かの恩人」になる唯一の手段と言えるのかもしれません。
私自身もそうした人間でありたいと改めて感じさせて頂きました。
素敵な質問をしてくれて、
本当にありがとうございました\(^o^)/
人事コンサルタント
金森秀晃