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経済的・時間的自由を獲得するために差し出すもの!?

経済的・時間的自由を獲得するために差し出すもの!?

突然ですが、皆さんは、「責任」というものをどのように捉えていらっしゃいますか?

なるべくなら、関わりたくない言葉だと思う方も多いのではないでしょうか。笑

私も元々はそのような考えだったのですが…
ある時、責任の魔力に魅了され、
「責任を取りたい」とすら思えてくるようになったのです。

責任を負えば負うほど、管理能力が高まり、
自分がどんどん飛躍していくのを実感できたことです。

相手,必要,決める

その魔力に取り憑かれ、起業までしてしまった私ですが(笑)
社長というのは責任者という意味では非常にわかりやすい立場です。
どこにも逃げ場がないですからね。

英語でも、「Chief Executive Officer 最高経営責任者」
とあるように、企業のトップは企業の中で起こることすべてに対して、
責任を負う立場ということになります。

例えば、ある企業において、「横領事件」があったとします。
最高経営責任者の全く感知しないところで
知らない間に不正が行われていたという場合を想定したいと思います。
そのような時、当然、その横領に関わった人間や所属長は、
処罰され責任を問われると思いますが、
その企業のトップ、最高経営責任者の責任も問われることになります。
恐ろしいことですね。

もちろん最も悪いのはその不正を行った当人ですが、
経営者が問われるのは、
・不正が行えてしまうような組織編成にしていた
(経理担当者と財務担当者が同じ人間だったetc)
・不正が行えてしまうような管理体制だった
・不正を行う人間をそこに配置した
・不正を感知し、防ぐべき管理者を配置できなかった
こうした部分にあたります。

総理大臣が、各大臣の不祥事に際して「任命責任」を問われるのと同じ理由ですね。

こんなことをきくと、
「えー、社長とかやりたくないわ」
「責任者とか嫌だわー、怖い」と
思われる方もいらっしゃるかと思いますが(笑)
そう悪いことばかりではありません。

前述の通り、責任を負っている当人が、最も管理能力を高めることができるからです。

問題,大好物,どんと来い

すべてに責任があるということを自覚している人間ほど、
すべてに当事者意識をもって、
より少ないコストで絶対に不正が起こらない仕組みを作ろう、
ミスが起こらないを開発しよう
絶対に不正をしないと信頼できる人間を配置しよう(人をみる力が養われる)
と必死になります。

管理能力が高くなるということは、
協力者が増えても大丈夫ということですから、
会社は大きくなり、収入も増えていき、時間の自由も増えていきます。
責任を担ったもの勝ちというのはこういう仕組みです。

責任を負う覚悟を決めて問題解決能力、管理能力を高め、
時間的・経済的自由を獲得するか、
責任を負わずに、自分の時間を労働と交換するか(時間給で働くか)
決めるのは自分次第です。

これは、もちろん、どちらが良い、悪いということではありません。
どういう人生を送りたいか、何を手にしたいのか、
そこから逆算して、どちらの人生を選ぶか、
一度じっくり考えてみると人生が開けてくるかもしれません\(^o^)/

人事コンサルタント
金森秀晃

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