5年目未満の若手スタッフ対象の研修をさせていただくと、
だんだんと打ち解けてきて、働く中でのギャップやショックだったことなどを
吐露してくれるようになります。
その中で特に感じるのは、上司や先輩からかけられる言葉というのが、
上司が思っている以上に彼ら・彼女らには影響を与えているということです。
確かに何度言っても同じような失敗を繰り返されたり、
反省せず何かにあたってしまうような部下だと、
「オイオイ、怒りたいのはこっちだよ・・・Σ(゚д゚lll)」
と思わずにはいられないこともあるかもしれません 笑
ただ、不意に口をついて放たれた言葉に、
思いもよらない“禁句”があります。
今日はその中でも”3大禁句”をまとめてみました!
①「だからあなたダメなんだよ(できないんだよ)」
⇒上司(あなた)から「ダメなヤツ」と見られていると感じさせてしまう。
②「前にも言ったよね(教えたよね)」
「いつも言ってるよね」
⇒自分は物覚えが悪い、ダメな人間なんだと自信を失わせてしまう。
③ 「もういいや、あとは私がやるね」
⇒自分の能力を見限られてしまったと受け取られる恐れがある。
いかがでしょうか?
これらの言葉は、言われた本人だけでなく、
周囲で聞いている他の部下の目にも「上司として信頼できる人」とは映らず、批判的に見られる可能性をはらんでいると思います。
みなさんの憤りは、組織のことを考えているからこそ湧いてくるものだと思います。
ぜひその思いが部下に伝播されるよう、上記の禁句を参考にしていただけたら幸いです^^
人事コンサルタント
金森 秀晃