『私は老人だ。
これまで山のような心配をしてきた。
そのほとんどは実際には起こらなかったんだがね』
これまで山のような心配をしてきた。
そのほとんどは実際には起こらなかったんだがね』
米国の作家、マーク・トウェイン氏の言葉です。
一説によると、人間は1日に6万から8万もの考えを頭の中で処理しているのだそうです。
もしそれらの多くが、結論の出ない無意味なものやネガティブなものだったら・・・
莫大な量の脳内エネルギーを浪費してしまっていることになります。
このことから、自分が普段何を考えているか意識しておくのは
エネルギーを使うべきところに集中させるために大切なことのように思います。
例えば、会社の同僚に、いつも文句や小言ばかり言う人がいたとします。
そばにあなたがいたら、どう思うでしょうか?
同僚がネガティブなことばかり言う、
何かがあったとき、それをネガティブに受け取るのは、受け取る側の問題になります。
エネルギーを浪費しているサインは、ふたつあります。
●過去の悲しかったことや腹が立ったことを考え続ける
私たちは今を生きています。
私たちは今を生きています。
人間は過去から学ぶことはできますが、過去を変えることはできません。
もし悲しかったことや腹が立ったことがあったら、「それから何が学べますか?」「じゃあどうする?」と自問してみると、エネルギーを解決することに使えると思います。
●重要ではない決断に時間を使う
今日のランチは何にしようなど、選択肢があると大して重要でもないのに考え過ぎてしまうことがありますね。
今日のランチは何にしようなど、
決められない場合は、コインを投げて裏か表で決めるなど、
(もしコインを投げて決めた選択に不満を感じたら、それは他の選択が良いと思っていることが分かるので、そちらを選ぶと良いと思います)
何かことが起こると、自分のことや今以外のことををどうにかしようとエネルギーを使ってしまうことが多いようにかもしれません。
早く気づき、修正して、
人事コンサルタント
金森 秀晃