先日、研修後に受講者の方からこんな質問をいただきました。
「以前、真のリーダーシップとはファシリテーションである、とおっしゃっていましたがそれはどういうことなのでしょうか? 会議が変われば会社が変わるといいますが、いまいちイメージが掴めていません。
会議がうまくいかないのは、そのファシリテーションの問題ですか?私がマネジメントがうまくいかないことと関係ありますか?」
非常に真摯に自身の役割やマネジメントという仕事と向き合っていらっしゃると感じる質問で、なんだか嬉しくなりました!!
早速、
・真のリーダーシップとはファシリテーションである
・会議が変われば組織が変わる
その言葉の意味するところから解き明かしてみたいと思います。
では、まず実際の会議の場をイメージしてみましょう。
ひとつめの会議は・・・
参加者の9割が、
あの人がしゃべるんでしょ?
あの人が決めるんでしょ?
どうせ私の意見は意味がない
と思って参加する会議
ふたつめの会議は・・・
決定に際して、意見を問われるかもしれない
意見が採用されるかもしれない
と、ドキドキワクワクしながら参加する会議
どうでしょうか?
仮に、最終的に同じ人が、同じ決定を下すとしても、
前者と後者で、その決定へのコミット力には数十倍、数百倍の差が出てくると思いませんか?
会議の目的は何かを決めることではなく、
全員に当事者意識をもたらし、
決定に際してのコンセンサスとコミット力を高めることにあります。
会議を運営するリーダーやファシリテーターが
メンバーの当事者意識をもたせる仕掛けをしていたら、
会議を行うごとに、モチベーションも
決定事項へのコミット力も高まるということになりますね。
参加者の当事者意識は高まり、
解釈(捉え方、ものの見方)が変わり、
見える景色も世界も180°変わり、
今までにない、新しい発想が生まれてくるかもしれません!
そう考えると、確かに
真のリーダーシップはファシリテーションであり、
会議が変われば組織が変わる
も腑に落ちてきますよね。
「この会議意味なくない?」
「私、いる必要あった?」
「これ、集まる意味ある?」
そんな風に、「会議」に疑問を感じていらっしゃる方は是非一度お問い合わせください(^^)/
ZAC式 会議の概念を変える方程式を、ご紹介させていただきます!
人事コンサルタント
金森秀晃