「組織の強化には、情報共有が重要である」
これは、多くの研究者と経営者が証明し続けた真理です。
しかし、実際にやってみようとすると、
・どんな情報を共有したらいいのだろう?
・共有が大事とはいえ、共有してはいけない情報があるのではないか?
・情報を共有したところで部下は思うように動いてくれない・・・
そんな風に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな時に、押さえておきたい情報共有のポイントを
3つほど、ご紹介してみたいと思います!
1)全員参加で明確化された組織のビジョン
全員参加という点が重要です!
まず、組織としての基本的な信念を明確にし、
それをかみ砕いて全員が「同意できる」価値観として
わかりやすく示す必要があります。
2)組織のビジョンに沿った個人の役割と目標
ビジョンが本来のパワーを発揮するとき、
それは、メンバーが組織のビジョンを理解し
その中で自分の役割が何かを考え、
自分がどんな付加価値を生み出せるかを自覚したときと言われています。
3)望ましい行動と容易な意思決定を促す価値観の徹底
価値観を元にした望ましい行動やルールについて、
全員のコンセンサスがなければ、
エネルギーを一つの目的に向けることはできません。
だからこそ、ここが非常に重要なポイントだと言われています。
価値観は、いわば、目的を着実に遂行していくための推進力です。
情報共有が大事とわかっていながら、
なかなかうまくいかないという管理者の方は、
是非一度、お試しになってみてくださいね ♪
人事コンサルタント
金森 秀晃