皆さんこんにちは！
コンサルティング事業部の種子島です！
本日は私がブログをジャックしたいと思います！
今回は様々なお客様へ訪問に伺っている中で強く感じるようになった言葉をご紹介したいと思います！
それは中国のことわざで「胸有成竹」（胸に成竹〈セイチク〉有り）ということわざです。
このことわざが生まれた背景は、中国に昔、文同という竹を書く名人が居ました。彼は春夏秋冬、雨の日も風の日も雷の日も雪の日もどんな時でも竹を観察、研究を行い、時には竹の節の長さを指で測り、時には葉の重なり具合を記録していました。
文同は長年にわたる観察と研究によって、どんな環境、どんな場面においても、理想通りの竹を書けるようになり、ある人は彼をこう称賛しました「彼の心には既に理想の竹ができている」。
事を動かすときの準備の大切さとその万全の準備をしていれば必ず成功するという事に使われることわざですが、日本にも成竹（セイチク）という言葉がありますが、実はこの物語から来ています。この言葉を意識する機会がありました。
それは上長と同行した時の事です。お客様からの自分の想定外のご質問やご提案を頂いたときに、私はそれはどうなんだろう、どう応えると自然なのかと言葉が出てこない中でも、上長は臨機応変に対応していた姿を見て、自分の力不足を痛感しました。
その後、上長にあの時どうすればよかったのかアドバイスを頂いたときに、「とにかく準備が一番大切。相手の事を考えて、相手のハッピーエンドの為に何が必要なのかという設定がブレないようにするためにもね。」
この言葉を聞いて、自分が言いよどんでしまったのは、準備をする目的や設定があいまいなまま、準備をしたつもりになっていたからなのだと思いました。
私もさらに学ばなければいけないですが、そんな中でも相手をどうすればハッピーエンドに持っていけるか、その使命感、設定を持つようにしていき、多くの方に希望をもたらす、まさに「胸に成竹有り」の姿勢で頑張りたいと思います！
株式会社ZAC コンサルティング事業部
コンサルタント
種子島 洋祐
