こんにちは。
ハンドリフレトレーナー・講師の三上絢愛です。
今日は金森のブログをジャックいたします。
高齢者施設でのハンドリフレボランティア。
今回は男性の方メインに施術をさせていただきました。
認知症をお持ちのため、表情は無表情。
お話も全くせず(できないのかもしれません)、
話しかけても反応がない状態が約5分続きました。
手は冷えており、拘縮もあったため
思うように動かすことができません。
施術もできる部位が少なかったのですが
少しでも心地よいと思ってもらえるよう
アプローチを指先だけに変えてみました。
そこに意識を集中し
1本1本丁寧に指先に問いかけるように
ゆっくりとケアしたところ
次第に目がトロトロしはじめ
10分後にはすっかり寝ていました。
施術が終わり、担当の方が
「●●さん、よく寝てましたね。びっくりしました。
気持ちよかったんですね。
『ありがとう』と伝えてみましょう」
と話しかけると
声はほとんどでてませんでしたが
ゆっくりと口を動かしながら
「あ・り・が・と・う」と
気持ちを伝えようとしているのが分かりました。
たとえ話せなくても
表情がなかったとしても
ひと手間をかけてアプローチをすることで
思いは手から伝わります。
言葉が話せなくても
手から思いを届けることができるのが
ハンドリフレクソロジー。
なんとなく手をさすっていて良いのはわかるけど、
アプローチ方法がわからない方。
ハンドリフレの技術をしっかりと
身に着けてみませんか?
皆さんとレッスンでお会いできることを
楽しみにしております。
ハンドリフレトレーナー
接遇マナー講師・トップスマイルコーディーネーター
三上絢愛