分かってるのに、なんで上司は何回も同じことを
指摘してくるのだろう?
社会人になってこのような疑問を持ったことがある
方は少なくないと思います。
分かっている、と自己評価している部下からすると
なんだろう?とモヤモヤが溜まっていくし、
分かってない、と部下を評価している上司からすると
上司として当たり前のことをしてるだけなのに
なぜ行動が変わらないのだろうか?
と疑問に感じるのではないでしょうか。
これは、「分かっている」ということの
認識のキャップからきています。
部下は「分かっている」=「上司の言っている言葉の意味を理解した」
上司は「分かっている」=「行動が変わる」
というものです。
これを認識出来ているか否かによって、
部下が上司の意向を考えられるか、
また上司がアプローチを変えられるか
が変わって来るように思います。
解決策としては、
自分のアプローチを変え続けること。
これに尽きます(^^)
部下は指摘されることの意図を考え、
分かったけど行動も併せて変えているか?
を振り返る。
上司は、部下が行動が変えられないということは、
本人も気付いてないようなつまづくポイントがあるかもしれない。
(部下がやれる人間だという前提から)
と言葉の意味をかみ砕いたり、
一歩目の行動を共に考える
という歩み寄りをしてみる。
このようなことを続けてみると
時間はかかるかもしれませんが、
上司と部下がチームになって
成果を出すために、
という一段階高い視点からコミュニケーションがとれ、
仕事が作業ではなくクリエイティブな
ゲームをしているようなものになると思います。
ぜひ、お試しください^^
人事コンサルタント
金森 秀晃