たくさんの新しい社員も迎え、下期の新しいスタートを切りました!!
(凜々しくていいね!!選びに選んだ精鋭です。期待してます!)
最近、コンサルティングの現場でよく伺う課題の一つに、
「理念が形骸化している」
「理念浸透をさせるにはどうしたらよいのでしょうか」
というものがあります。
浸透のさせ方の方法は五万とありますが、
私がお勧めしているのは・・・
「浸透した状態」というのをもっとリアルに考えてから方策を検討する!
ということです(^^)/
例えば、弊社の場合、浸透した状態というのは、
「社員一人ひとりが、一つひとつの仕事の意義(この仕事は難の成果を得るためのどの部分を担っているのか)が明確に言える状態」
と
「ミッションを果たして行くために必要な行動を常に取ろうとしているか」ということ
この2点を評価基準にしています。
当然マネージャーの評価というのは社員にそれが徹底させることができているかどうかになるわけですね。
そのために何をしているかといいますと・・・
できる限り、
「共有の場をたくさん設ける」
ということです!
え?それだけ!?と思うかもしれませんが、前近代的なようで(笑)、非常に効果的です。
参考までに、弊社がどんな取り組みをしているか、ご紹介したいと思います(^^)
弊社では期の初めに全体会議というものを行っておりまして、
そこで社会情勢、社会問題、それを踏まえて私たちが社会に対してどのような付加価値をもたらす必要があるか
そのために、今後どのような目標をたて、どのような算段でものごとを進めて行くかの共有を行います。
(社会情勢や理念については私から!
舵取りを行う船長として目指す場所についてお話します)
(この上期の成果・変化や下期の目標について事業部の代表者から発表があります)
(事業部の責任者からビジョン共有!)
ここまでくると、スタッフのみんなは「自分にこの役目を与えて欲しい」というような前のめりの姿勢になってくれます(^^)/
(そしてその後は、遊びも交えて親睦を図ります!)
よくこうした全体会議という場では、目標数字や昨年比などについて語られることは多くても
なぜ私たちはこれをやる必要があるのかという理念や動機の共有というのは少ないと伺います。
(確かに目標の共有だけだとなんだか疲れてしまうかもしれませんね)
実は、私たちも、言葉ではわかっていながら、忙しさにかまけて、全体会議の開催がおぼつかない時期もあったのですが
実際、半年に一度ではありますが、しっかりとこういう機会を設けるようになってから、
スタッフの取り組み姿勢や一体感がまるで違うことに気がついたのです!(もちろん、業績も連動してよくなります。)
一つひとつの仕事が、その大義を果たすために重要なものだと誰もが認識するようになったからです。
(もちろん全体会議だけでは足らず、朝礼を工夫したり、トラブルが起こる度にそのトラブルを使って理念や行動指針を伝える、
などの地道な積み重ねを経てではありますが、最初のマインドセットはやはりとても重要ですね)
最も手間のかかることかもしれませんが、
ぜひ一度、なるべく全員が集まる全体会議という「共有の場」を本気で構築してみてください♪
目標だけ一方的に伝える会議というのはただ疲れるだけになってしまいますが
理念浸透という目的をしっかりと据えて取り組まれると、
その効果をすぐに実感いただけることと思います!
人事コンサルタント
金森秀晃