仕事をしていれば、1度や2度くらいは
「会社を辞めたい」と思ったことがあるという人は
少なくないと思います。
中には「組織が腐っている!」と思われる方もいるかもしれません。
でも、本当に辞めていいのかな、まだ我慢した方がいいかなぁなんて
悩むこともありますよね。
そんなとき、いつも私がカウンセリングの場面で
お伝えしている目安のようなものがございます。
それは、
「本当にその組織が“腐って”いるかどうか」
をしっかりと見極めるということです。
組織が腐っていなければ、そこで成長するチャンスはたくさん残されていると思うからです。
そうはいってもどうやって見極めるか?が難しいですよね。笑
色々と見分ける方法はあると思いますが、
最もわかりやすいところで申し上げるならば・・・
「組織のメンバーが自らの役割を理解し、果たそうとしているかどうか」
ということに尽きるのではないでしょうか?
(組織のメンバーという中には社長も入ったばかりの新人も含まれます!)
組織の一人一人が自分の果たすべき役割を理解しておらず、
期待されている役割と実際との間にずれがある組織は、
放っておけば、本当にどんどん「腐って」いってしまうかもしれません。
役割の例としては、
上司であれば部下に仕事の意味を教えない事。
部下であれば上司にそれを求めない事。
などがあげられそうですね。
(ただ、それをさせるのが上司という意味ではやはりキーマンは上長の方にあるとは思いますが)
辞めよう!と決断する前に、
自分はこの組織のためにどんな役割を担っているか理解しているだろうか?
もし分からなければ、何を担わなければならないのか、
上司に確認をしているだろうか?
それを自分に問いかけてみて、
それでもというときにはじめて、
別の選択肢を考えてみたらどうか?
を考えてみるということでも遅くはないのかもしれませんね(^^)/
(慰留のテクニックではありますが、辞める理由を掘り下げるのもおススメです)
人事コンサルタント
金森 秀晃