「なんで早く報告しないんだ!」
「伝えた指示と違っているじゃないか!」
社会人として働いていると、
このような指摘を受けることは
少なくないと思います。
本当に自分のミスで、弁解の余地なし!の時もあれば
自分以外の他の要因で滞っていた、結果的にミスになってしまった。
という時もあるかもしれません。
いずれの場合も結果としてはミスはミス。
と受け入れてしまいたい所なのですが、
上司の指示が違っていたとか、
良かれと思ってしようとしていたことが裏目に出てしまったときなど
どうしても事情を説明したいときがあるもの(^^)
そんなとき、必ず押さえておくべき
ポイントがあります。
それは・・・
「100%、私が間違ってました!!!」
という姿勢を貫くこと、です。
えーーーー( ゚Д゚)!!!
上司が誤解してるから、説明したいのに、
間違えてました!の姿勢ってどういうこと??
と思われるかもしれませんね。
実はこれ、私が証券マンだった時に
上司からいわれたことなんです。
とこのままでは、単に体育会系なだけなんじゃ・・・
と思われそうなのですが 笑
誤解を解きたいというのは、多くの場合
言い方を変えると、
「上司が間違えていて、自分は正しいことをしている
ということを伝えたい」とも言えます。
これだと、成果を出すための会話ではなく、
どっちが正しいか?を決める会話になりかねないので、
あまり生産的ではありませんよね。
もし上司が本当に間違えていたとしても、
いったん自分が間違えている、とした方が
上司が何を言わんとしているかが、
理解も成果も出るのが早くなると思いませんか?
(私は整合性に拘りたいタイプでしたので、
最初はすごく難しかったですが(^^ゞ)
成果を出すために必要なことで、
上司が何か勘違いしていたのなら
しっかりと説明する。
自分の事を誤解していると感じる時は、
自分、間違えてました!という姿勢で
上司の言い分を分析してみる。
なにか上司に意見をしたくなった時は
「いま、どっちで私は言いたくなっているだろう?」
と自問自答してみるといいかもしれません。
この自分へのひと手間が、
未来の自分を強くしてくれるように思います。
人事コンサルタント
金森 秀晃