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「いつか」ではない、任せるときのために

「いつか」ではない、任せるときのために
こんにちは!
コンサルティング事業部、バリーこと榊原です。
今日も金森社長ブログをジャックします!

先日、大学時代からの友人と会って食事をする機会がありました。
彼らは卒業後早々に結婚し、今では1男2女の父と母!
その日は「おばあちゃんちに子供は預けてきた!」とのことでしたが、お母さんの方からこんな話が出てきました。

「今でこそダンナに子供達を任せて、一人で出かけられるけど、最初はすっごく不安だったのよ!
ただ、ある時思ったの。部下に仕事を任せるときのステップと同じじゃないかなって!」

…?
確かに、部下や後輩に一気に仕事を任せるのって、不安になるかもしれません。

・任せて、失敗するんじゃないか…
・失敗した後動揺して、もっと失敗するんじゃないか…
・こんな状況で休んじゃいられない!

なんて、落ち着かない日々をお過ごしの方もいらっしゃるかもしれません。
でもそれが、旦那さんに子供を任せられるようになるのと一緒って…?

子ども,世話,任せる,父親

普段から、少しずつ任せる習慣を!

「それはね、子育ての細かいところを任せるようにしたの。

例えば火曜の夜のおむつ換えは任せる、とか日曜はご飯を任せる、とか目の届くときに任せて、わからないところは手伝って、子育ての大体のタスクを経験しておいてもらっておけば、子供が泣いても落ち着いて、経験から答えを出せるようになるから!

そうやって準備しておくことで、私も万が一の時には安心して任せられるし、この人も自信持って子育てを手伝うことが出来て、皆がハッピーな感じになれた(笑)!

仕事も、家庭も、似た様なものじゃん!ってその時思ったのね。
仕事だって、いきなりプロジェクトや案件を全部の全部初心者に任せるんじゃなくて、細分化して、担当させて、一通り経験したらタイミングでプロジェクトマネージャーを任せてってステップを踏むでしょう?
そうじゃないと、マネージャーなのに業務を把握できてなかったらダメなところを指摘したり、アドバイスしたりできないしね。
もちろん、子どもは100人いたら100人の個性があると思うから、ママじゃなきゃダメ!という子もいるだろうし、一概には言えないと思うんだけどね」

自分,考え,部下の退職

自分がいなくても、つつがなく回る仕組みを!

なるほど!と、学生時代は天然で通っていた彼女が母になることで、家庭という組織を運営するためのリスクマネジメントを意識していたことに僕は目からウロコが落ちまくり!経営者マインドがこんなところでも作られている! と大いに驚かされたのでした。

後進育成を促して、誰か一人のスーパープレイヤーに頼ることない仕組みを作ろうとすることは事業を維持し続ける「100年の計」に通じるのではないでしょうか。
そう思えば、少しずつでいいから後進に仕事を任せて、カバーすることには大きな意味があるのかもしれません!
(最初は手間がかかると感じられるかもしれませんが、形になれば早いと思います。
更に、任された方が役割と背後の信頼に奮起し、一皮むけることも少なくありません)

こうした、学びを得られる家庭という場、
パートナーの影も形もありませんが、その時に備えていろいろ勉強しなきゃなぁ…と思わされたバリーでした(笑)。

他にも家庭の運営には「叱る」ということもあるわけですが、これも仕事・家庭双方に応用が利いたり!?

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