新年度を迎え、異動や昇格をして今までとの勝手の違いや責任の重 さを感じている方もいらっしゃるかと思います。
不慣れな環境、仕事内容、人間関係・・・
様々な変化は時として、正直いって「不快」と思うことあるかもし れませんね。
真面目に取り組もうとする方ほど、逃げたくなったり、私にはまだ 早いんじゃないかな・・・
とモヤモヤと不快に思うこともあるかもしれません。
ですがこの不快、実は成長・変化するためには欠かせないエッセン スなんです!
成長・変化するプロセスを”トランジション”と言います。
変化が起きている状態の中で、自分と向き合い変化に適応しながら 考え方や行動を変えていくことです。
トランジションには3段階あり、
ウィリアム・ブリッジズ氏が提唱した「トランジション理論」では 、
①なにかか終わるフェーズ
②ニュートラルゾーン
③新たに何かか始まるフェーズ
があると述べています。
「不快」だと感じる原因には、このニュートラルゾーンの「なじみ のある世界」から抜け出し、
「変化に適応する時期に差し掛かっているものの、
その状態を受け入れきれてない」という状態なのだそうです。
ですので、①②の状態というのは不快かも知れませんが、
長い目でみると、変化に向けた最高の状態
とも言い換えられるということになるのではないでしょうか?
「不快」は、次のステージにいくためのパスポート!
まずはこの「不快」を楽しむ冒険マインドを持つこと。
その上で、このいち早くこの不快状態をニュートラルゾーンに仕立 て上げること。
この繰り返しが、あなたの明日を作って行くと言えるのかもしれま せんね。
新しい始まりとご自身の変化を、今しかないこの機会に、
是非味わい尽くしてみてください♪
人事コンサルタント
金森秀晃