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Missデビル 人事の悪魔・椿眞子!
http://www.ntv.co.jp/missdevil/
普段こういったドラマはあまり見ないのですが、
主人公が人事コンサルタントということで、これは見るしかありません!笑
ということで! 第1話、拝見しました。
感想はというと・・・
Miss.デビル、脚、長っ!!!僕の2倍くらい脚あるんじゃないかというくらいの長さ!!!!!
という衝撃はさておき(笑)、エンターテイメント要素の多いドラマでありながら、
今の社会問題を的確に捉えている作品だなぁと感じました。
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初回の放送では、冷酷非情だが必ず結果を出す人事コンサルタント・椿眞子(菜々緒さんが演じていらっしゃいます)が
経営不振の保険会社の新入社員研修で、新人を50人から10人に絞り込むという「結果」を取りに行きます。
過酷なマラソンをやらせたり、穴を掘って埋めさせたり、「理不尽」のオンパレード。笑
しかも、会社からクビにするのではなく、あくまでも「自主退職」という形で・・・!
つまりは、本来抱え込める量ではない人員を抱えてしまった企業で
後腐れ無い外部の人間が徹底的に追い込み、自分から辞めさせるということですね。
極悪非道のように思われるかもしれませんが、
もう資金繰りも厳しいというような経営者からしたらありがたいサービスとも言えますよね。
劇中でも“感謝していただきたいくらいです”とMiss.デビルがおっしゃっていましたが、
きれい事ゼロで言わせていただくのであれば、確かにと言わざるを得ません。
※そうやって追い込んで辞めさせなければならないほど、当初の採用数を読み誤った経営者に責任があるという意味においてです。
そういう意味では、私どものような会社がMissデビル役を求められることも少なくはないでしょう。
(実際、困った社員をやめさせる方法を相談されることもしばしばです)
とまぁ色々と書きたいことは出てきたのですが、
ひとつだけ、椿さんに賛成!!という要素があったので、書かせていただきます。
それは・・・
「退職願」 からスタートすること!!
えーーー!?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
「辞める」という選択肢を視野にいれた上で、「辞めない」という選択肢をとったほうが
自分の選択に自信がもてるようになるため、自分の軸がはっきりしてくるのです。
いつでも辞められるけど、私は~~だからここにいるんだと思えた方がいいですよね。
(ただし、辞めることにはリスクもありますから、慎重に!)
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人事部長が社長のやりかた(椿氏に任せるというやり方)に疑問を呈し、
「研修は人を活かすものであり、切り捨てるものではない」とくってかかりますが、
私はもちろん人事部長に賛成です。笑
(ハンドリフレに於いてももちろん、そういう前提で実施致しております!)
今後、私どもにこうした役割が求められることは、薄々気がついてはいましたが、
切り捨てることを前提にではなく、活かすことを前提にしたコンサルティングをしていきたい、
と改めて思いました(^^)/
人事コンサルタント
金森秀晃