こんにちは!
コンサルティング事業部、榊原ことバリーです。
今日も金森社長ブログをジャックします!
例えば、家の冷蔵庫にこんなメモが貼ってあります。
「ヨーグルトの賞味期限が切れそう」
見ると確かに、明後日で賞味期限が切れます。
でも、今すぐあなたが食べたいのはポテトチップスで、ヨーグルトという気分ではありません。
それに明日食べても大丈夫なはず。
だからあなたはポテトチップスを食べて、勉強をしていました。
するとお母さんが大量の食材と共に帰ってきました。
冷蔵庫を開けて開口一番、
「なんでヨーグルトがそのままなの?
食べて、冷蔵庫のスペースあけてくれないと牛乳が入らないでしょ?
だからメモ貼っておいたのに!」
と、言われてしまいました。
お母さんがあなたにヨーグルトを食べてもらうには、どのようにメモを書いておくとよいでしょうか?
「何のために」その情報を伝えるのでしょうか?
実はこの話、某所で行われたコミュニケーション研修で使ったケーススタディなんです。
(初めてこの事例を見た時、僕もハッとしました!
こういうメモや伝言にひと手間、かけられてないぞ!と (-_-;) )
このケーススタディを通じてお伝えしたかったのは「何をしてほしいか」まで明記しておくこと。
そうじゃないと、経験豊富な方ならまだしも、新人スタッフなど慣れない方は「ああ、そうなんだ」と情報として読んで、そこで終わってしまいます。
わからないうちは情報の活用もわからない!
伝達事項は伝えて終わりじゃなくて、伝えたうえで違う行動を取ってもらわないといけない!
つい、忙しい時には細やかな手間を省いてしまいがちですが、
「何のために」を考えれば必要なこととして実施したほうが良いのではないでしょうか。
(実際、僕はZACに入りたての時、この手間のお陰で随分と助けられました。まだまだ、学びを後輩に伝えるに至っていませんが…)
新人研修のシーズンでもあり、部下を持つ方にも是非、この「ひと手間のかけ方」、活用してもらいたい!
そんな風に思っているバリーでした。
メモは取って終わりではなく、振り返って活用することが大切なのではないでしょうか。