先日、その場にいたスタッフと談笑していた時のことです。
あるスタッフが、タイマーを使うことの奥深さを熱弁(失礼、プレゼン笑)してくれました^^
そのスタッフは、時間を効率よく使いたいと思い15分でタイマーをならし、時間を区切って仕事をしていたそうです。
しかし最初は意識しているものの、時間が経つとただタイマーを鳴らしているだけになってしまていたのだそうです。
(このままこれやっても、なんか違う気がする・・・)
そう思ったそのスタッフは、ある「ひと手間」を加えたのだそうです。
それは、タイマーをスタートさせる前に「これを●分で仕留めよう」と呟くこと。
そうすることで、タイマーのスタートボタンを押すたびに意図的に行動をリセットすることができ、集中力が低下しにくくなり処理スピードがUPしたのだそうです。
さらにそのスタッフは、うれしそうに
「この呟く、というのは自分で自分を鼓舞することにも一役やってくれてると思うんです。私は余裕がなくなってくると、(あー、もうダメかも・・・)と心の中で弱気になってしまうんですが、呟くことで「やってやろう!」という状況を自分で創り出すことができるようになってきたように思います」と語り、タイマー効果の副産物まで獲得していました。
研修でも様々な「ひと手間」を加えることの重要性をお伝えしているのですが、日常的にスタッフが「ひと手間」を考えて実践していることに、僕もますます頑張ろう!そう思わせてもらいました(^^)
人事コンサルタント
金森秀晃