スタッフインタビュー
第4弾は、管理部門兼コンサルタント 佐々木です!
あなたにとって、ZACとは?
仕事を通じて、日々変化を感じることができる場所
ZACに入る前
とにかく日々疲弊していたと思います。
それをカバーするために「気合いと根性!」笑 のような働き方をしていました。
ZACに入社前は某医療法人の管理栄養士として勤務しており、運が良かったのか人手が足りなかったのか複雑ではありますが、入職3年も経たないうちからから科長としてマネジメント、業務形態切り替え、新病院の設計、厚生局の監査・・・などなど、このブログをご覧になっている医療関係者の方が「あるある」と頷いてくださるようなことを、とにかく手探りでがむしゃらにやっていました。
医療機関では一般的に先輩や上司がOJTでついてくれてレベルアップさせていくのが一般的だと思うのですが、私の場合は基本的に「ポイッ」と放任され(たと思い込んでいた)ていたため、自分の父と同世代くらいの他部署の科長や同じ法人の他病院の栄養科長に聞いたりなど、どうにか目の前の事をこなしていたように思います。
とはいえ「対処」はできていたものの、年数を重ねるにつれ、内心はいつもふたつのことで悩んでいました。
①起こったことを「仕組み化する」「自分の右腕を育成する」「部下にやりがいを与える」という観点から活かすことができておらず、科や組織の強化・発展に繋がっていない事
②自分自身もいち医療従事者として自身の技術構築をして行く世代であるはずなのに、それを飛び越えてマネジメントや管理に奔走している事
でした。
特に勤続3年目くらいのスタッフから退職の申し出があるたびに、
「ここでの役割や必要性を示してあげることができなかったせいかもしれない・・・」
と自分を責めていて、でもどうしたらよいのだろうかという葛藤をいつも抱えていました。
現在
社内の管理部門兼コンサルタントとして働いています。
正直言って、医療機関勤務時代よりもはるかに忙しいのですが 笑
あの時のような「気合いと根性!」とか、
「歯を食いしばって働いている感」
がなくなっていくのが自分でも不思議だなぁと思っています。
このブログを書くにあたり、その原因をいろいろと振り返ってみました。
それは職務の経験年数に関係なく、マネジメントや仕事の進め方には「技術(型のようなものだと思います)」を身につけること、そしてそれを使ってみて振り返り、なにが功を奏したのか否かを明確にできるから、必要以上にもがかなくてもよくなったからなのではないかなと思います。
よく、「なんで病院を辞めたの?」とか「前と全然違う仕事で大変じゃない?」とお声をかけていただくことも多いです。
ですが私としては現場で次世代を担う若いスタッフの皆さんが「仕事なんてこんなもんだ」と志を忘れざるを得ない状況から「まだここでやれることがある!」と希望を持つことだったり、マネジメントに悩む次世代リーダーの方・管理者の方々が自分の能力の有無や環境要因のせいではなく、「技術」という概念があることで自己効力感を高められるようになっていただくことが、逆に過去の自分が悩み・もがいたことを「意味があったことだ」「自分のような未熟な人間だからこそ、できる事がある」とどんどん肯定できるようになっているように思います。
これからやってみたいこと
ZACは医療・介護業界に特化して15年以上人財育成のコンサルティングや研修をさせていただいていますが、業界外の企業様からも依頼をいただくことが増えてきました。
どんな依頼でもフレキシブルに起動できる状態であるように、社会と会社の「次」を想定して社内管理のより一層の充実を図り、攻守のバランスを整えていきたいと思っています。