前回のブログで、
プレイヤー脳の可能性が高い可能性があるポイントとして、
①業務の効率化が好きで、よく提案をしてくる。自分自身の業務においてもアプリ、テンプレートなどを積極的に活用している。
②部下は「どうしてこんなに簡単なことができないのだろう?」と周囲の人間に感じている節がある。
という二つを挙げました。
ご自身の部下を当てはめてみて、いかがでしたか?
今日は後編ということで、最後の3つ目を書いてみたいと思います!
③「自分はチームの中で最も優秀だ」「アイツは使えない」と思っていると正直思っていると思う。
これが一番危機意識が必要かもしれません。
いざという時に機能しなくなってしまったり、最悪の場合チームが空中分解してしまう可能性があります。
なぜかというと、他のチームが「優秀なマネージャーと優秀な人財」で機能するのに対して、「自分が一番」のチームは
「優秀なマネージャーとそれ以下の人財」で機能すること前提になるからです。
こうならないようにするためには、どうしたらいのでしょうか?
マネジメント論でよく言われるセオリーとしては、「経営者発想を持つ」ことです。
それは他人を動かそうとするのではなく、「自分の力を他人のために使う」ということです。
マネージャーの目標は、自分ひとりが一番になることではなく「チームで成果を出す」ことだからです。
プレイングマネージャーの大多数の方は、自分の目標とチームの目標の両方を与えられていることが多いと思います。
マネージャーに徹しきれないのは、業務の多忙さにあいまって、自分の目標が達成できないことを恐れるからなのかもしれません。
恐れを抱いてしまうのも、それだけ真面目に取り組もうとされているからこそなのではないでしょうか。
とはいえ、マネージャー(役割)に徹することができるようになるのは「技術」ですので、練習を積み重ねることで誰でもできるようになります。
(ちなみに、その技術を習得できるのが、LEC(Leaders Education College)です!)
もしもみなさんの周りに「チームが上手くいっていない」と感じているプレイングマネージャーの方がいたとしたら、
まずは「自分の時間をもっとチームのために使う」ようにアドバイスをしてみてはいかがでしょうか。
最初は朝の15分だけとか、短時間でも十分です(^^)/
(実は、それも、重要な技術の一つなんです!)
それができるようになると自分のプレイヤーの部分も、他の方に移譲できる土壌が育まれていくと思います!
人事コンサルタント
金森秀晃