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仕事の「丸投げ感」を「期待感」にする方法

仕事の「丸投げ感」を「期待感」にする方法

上司から仕事を任せられるとき、上司が・・・
「これやっといて!」と、丸投げしてくる!

「それ、ウチの上司だよ」
「昔の上司、ほんとひどかったよなぁ」

など、心の中でツッコミを入れた方、いらっしゃいますか?笑

人事コンサルティングでの事前ヒアリングで、
スタッフの方々から
「仕事を任されるのはありがたいけど、上司にはもっと進行状況をマメに聞いてほしい」
「問題に当たり立ち止まっていないかを気にかけてくれなくて、丸投げかよ!と正直思うことがある」
というお声があがってくる機会は案外多いものです。

上司の方からしたら、いやいや、わからないことがあるならその場で聞けばいいし、
進捗報告するのは部下の仕事でしょ!?と思われるかもしれませんね。笑

ただ、部下の側からしたら、
「丸投げされた」ということで不安なのに、
そのうえ、結果だけを求められたら、間違った選択をしてしまい、
結果、求めていた方向とは違う結果となってしまうかもしれません。
(上司にとっても、部下にとっても、組織にとってもあまりよいことはないですね・・・)

しかも僅かな方向のズレで上手くいかないと凹んだり、
報告が滞ったり、本来のパフォーマンスが落ちてしまうのはあまりに残念すぎますよね(>_<)

この場面で、上司にあたる方が最もやってはいけないことは
「なんで出来ていないんだ!」
「このぐらいなぜ出来ないんだ!」
進捗の遅れや問題に直面して前進していない等の場面で感情的になって怒ることです。

 
問題の原因をつかむ前に率直な感情をぶつけられても部下は戸惑うし、
場合によっては、怖がってしまうかもしれません。
そうなると、リスクマネジメントに必要な悪い報告もあがってこなくなり、
上司の方が逆に大変になってしまいます(>_<)!

それだけは避けたいっ!

仕事を依頼する意図として、上司側としても部下の成長を考えて方向性だけ伝える
という意味合いもあるかと思いますが、
その場合もできれば「丸投げ感」を与えずに、仕事を割り振ってあげたいものです。
「丸投げ感」を回避するためのポイントは、実はたったの一つです!
一定のスパンで仕事の効果測定の機会を持つこと!

例えば週一回のミーティングの場でもOKですし、
部下とのスケジューリングの中での決める、というのもいいと思います。

進捗等に遅れがあればその原因の解消や方法を伝える、
問題点があれば解消方法を伝えたり、上司自身の宿題として持ち帰ることもあるかもしれません。
上司の仕事は部下を脅すことや萎縮させることではなく、
部下を励まし・勇気づけ、時には叱り、行動できるように導くこと、ですよね(^^)

仕事の中でとまどまっている状況であれば部下は、当然そのことを気にしています。
部下の仕事の問題点を一緒に解決しよう!
同じ仕事を依頼してもその姿勢が、「丸投げ感」ではなく、「期待されてる感」になるのではないでしょうか。

どんな時でも「ひと手間」が大切ですね♪

人事コンサルタント
金森秀晃

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