波及させよう、マネジメント！

こんにちは!
コンサルティング事業部、榊原ことバリーです。
今日も金森社長ブログをジャックします!

今日も動いた、ご飯がうまい(笑)。
じっとしているときと運動した後で食べ物の味があんなに違うのは何なんでしょうか？
僕はトレーニングを復活させてから、特に実感するようになっています。

でも、人間の体って本当によくできていますよね！
例えば歩くこと！

歩いたり走ったりすると、足の筋肉が収縮します。この時、血管も収縮することで第2の心臓ともいえる働きをしてくれます。
すると血液が酸素を運んでくれて、更に体が活発に動くようになります。
体温が上がり、関節はよりスムーズに動き、老廃物の排出は加速され、脳へのブドウ糖の供給は活発となり…
スゴイ波及効果！！

この波及効果、例えば組織で考えると「マネジメント」になったりもします。
一人のスーパープレイヤーが2人分の働きをするよりも、
1.5人分の働きをする部下が10人いるマネージャーの方がたくさんの成果をあげられます！

医療・介護の現場の皆さんはとても優しくて、患者様・利用者様の役に立ちたい、より良い生を謳歌してもらいたいという方が
とても多い現場です。
でも、本当に相手のことを思えば、病気を治したり、楽しい余生を送れるようにしたいと思ったら、
その方の働きだけではどうしても無理がありますし、
あってはならないことですが、重大なミスを発生させてしまう場合もあります。

そこで、マネジメントです。

豊富な現場経験を持ち、多くの方に対応してきた方が経験を基に新人を見守り、最適な手段を教え、成長を助ける！
これによってより皆さんが幸せになる体制を作れる基盤が作られます。

多くの病院様や介護福祉施設様では、技術継承や医療の均質化に関しては後回しになってしまいがちです。
でも、マネジメントの概念とチームで皆さんを助けていくという思想が浸透しさえすれば、
よりPS、CSが向上し、周りの皆様も笑顔にして差し上げられるんです。

先日、マネジメントがテーマだった管理者様向けの一日研修を終えて、ある社会医療法人の理事長様とお話する機会がありました。

「榊原さん、ZACさん、本当にありがとう！
研修の最中から見せてもらっていたけど、どんどん顔つきが変わっていくのが見て取れて、本当に嬉しかった！

今回の研修に参加してもらった彼らは当法人の希望の星ともいえる人たち。
現場のエースクラスの人をえりすぐって集まってもらいました。

でも、彼らの素晴らしい技術は担当した方にしか伝わっていない・・・私はこのことが残念で仕方なかったんです。
無償の物など使ってマネジメントの勉強はしてもらっていたのですが、みんなどこか他人事で、
結局目の前の忙しさにかまけて、後輩育成やチームでの医療提供には意識が全く向きませんでした。

新人研修やアサーティブコミュニケーション研修をお願いして、これならひょっとして、と思っていたから今回お願いしたわけですが、
もう研修が終わった時の顔つきが違いますね！
今までお願いしてきて変化・成長を実感できたから思えるんですが、「あっ、彼ら変わるぞ！」と期待できるあの顔になっています。

安心して、より多くの方の助けになれるような準備を進めていくことができそうです！」

と、お礼の言葉を頂くことができ、僕は感無量です！

チーム医療はなかなか定着しづらいというお話はよく聞けます。
そのための試みを様々試してはいても、現場の血肉と言えるほどになるのは難しいようです。

僕たちはありがたくも、お客様にも恵まれ、多くの方と成功を勝ち取っています！
本当に、こんな素晴らしい仕事をさせてもらえて、ありがとう！