「『とにかくやれ』と言われるだけで、やり方を指示してもらえない」
「急に先輩が退職になり、自分がチームリーダーをやることになった」
「職場の研修体制が整っておらず、指導や助言を請える人がいない」
今の職場や仕事にこのようなモヤモヤや不満を抱え
「つらい…辞めたい…」と思っている方もいるかもしれません。
しかし、あっさりと辞めてしまうのは、もしかすると時期尚早かもしれません。
なぜならこういった状況は、視点を変えれば格好の「トレーニングジム」になるからです。
そこで身につけたスキルが、その先何十年ものビジネス人生を支える武器になることは十分あり得ます。
本当に辛い時は引く、という選択肢もあることを前提にしつつ、
今日は、ちょっと体育会系に 笑
視点転換のポイントとしては二つお伝えしたいと思います!
①マイナスの状況だからこそ、獲得できることを見つける
例えば、指導してくれる先輩がいなくて放置される、ということがあったとします。
ちょっとでも聞きかじったことがある仕事であればまだしも、
まったくの未経験に近しい状態でこのような状態に置かれ、転職を考える方は最近特に増えているように思います。
教えてくれる人がいないから、成長できない、
という視点を変えてみると、いないからこそ
主体的な行動力、自分で自分をマネジメントする力が養われるかもしれません。
このように、マイナスの状況下でこそ、
個人の「プラスに変える力」が発揮され、それが成長に結びつきます。
②いまの状態が永遠に続くわけではないことに気付く
仕事やプライベートなどで、
この辛い状態は、いつまで続くのだろうか?
とお感じになった事がない方は、皆無に等しいと思います。
ですが、数年後には「いい思い出」であったり、
「あの経験があったから」と学びに変えていたりする経験はありませんか?
そうです!
つらい経験も、いつかは「おかげ」と思える日が来るものですよね(^^)
モヤモヤや不満は、人にこの上ないパワーを与えるものです。
ぜひ「健全に」活用してみてください。
「この状況を超えられないなんて、絶対にヤダ!」といったように。
いつか「あの出来事のおかげでで頑張れた」と感謝する日をイメージする。
嫌な出来事でも、自分の成長のために活用してしまいましょう。
そのモヤモヤはチャンスに化けることもあるでしょうし、
いずれキャリアアップやキャリアチェンジを図るとき、
きっとあなたの強力な武器になり得ます。
いかがでしょうか?
仕事は上手くいくことよりも、
上手くいかない、思い通りに行かないことの方が多いと思います。
だからこそ、そんな状況を自分の視点転換で打破していける力のある人が
今後ますます求められていくように思います。
人事コンサルタント
金森秀晃