昨今「中間管理職」になりたがらない人が増えてきている、と言われています。
とはいっても、昇給していくために管理職は避けて通れない道でもありますよね。
世間一般では「板挟み」というイメージが先行しているのだと思います。
しかし、捉え方によっては板挟みの立場だからこそできる事が多いというのも事実。
なぜなら、今自分がやっている仕事を極めた人からアドバイスをもらう機会が毎日あるからです。
上司の方が経験も力量も上ということがほとんどですので、
敵対するよりも上手に使った方がお得ですし、自分一人では考えもつかなかった
アドバイスをもらえ突破口となることもあるかもしれません。
上司の言動は自分には理解できても、若手社員に意向をそのまま伝えると
経験の浅さゆえに混乱を招いたり、振り回される(感覚になる)ということがあります。
忙しくて不在の事が多い上司に変わって、社内をまとめるのが中間管理職の腕の見せ所です。
その方法の一つが、「上司をシンボル化する」ことです。
誤解を招きやすい上司の言動の真意を汲み取り、自分が上司のフィルターになることです。
部下には「本当はこういうことを言いたいんだと思うよ」
「●●部長はこんな人なんだよ」とシンボル化します。
ちょっと極端なのでは( ゚Д゚)と心配されるかもしれませんが、
社内をまとめるには、上司をシンボル化するくらいがちょうどよいように思います。
(言い換えるとイメージ戦略をするともいえます。
上司はみんなの事を考えている前提で言動をとっているというイメージをつくるということです^^)
やってみると上司から喜ばれ、社内もまとまり、
中間管理職の旨味をさらに感じられるかもしれません。
ビバ!中間管理職!(^O^)/
参考になりましたら幸いです。
人事コンサルタント
金森秀晃