今日はちょっと刺激的なテーマですが 笑
ココでお伝えする煽る、というのは
相手の特性を見極めて、効果的な声掛けをし導くことを指しています。
日頃、さまざまな法人様のお話から
よく伺うお悩みの一つに、部下への効果的なアプローチ方法というのがあります。
やはりひとりひとり個性や感情を持った人間ですので、全員同一のアプローチだと得たい成果をなかなか得にくいかもしれません。
言い換えるならばその方に効果的なアプローチ方法を構築すれば
上手く導くことができるように思います。
今日は、これまでのコンサルでの傾向の分析結果をもとに
皆さんの部下に対してどのようなアプローチが有効か、簡単なタイプ別診断を作ってみました!
◆部下タイプ別診断テスト◆
下記の質問に対して、「はい」の数をチェックしてみてください。
①依頼を受けたものは、とにかくすぐに着手してくれる。
②苦手分野の事は、つい後回しにしやすい傾向がある。
③机の上は書類が積んであったりなど雑然としている
④着手中の案件は、どんなに時間がかかっても粘り強く終わらせることができる
⑤誤字脱字などうっかりミスが多い
⑥自分の得意分野では、とんでもない集中力を発揮して取り組む
⑦案件を進めるときに、上司や同僚とコミュニケーションラリーをするのが苦手
⑧案件の優先順位を考えるのが苦手な傾向がある
⑨案件の精度よりもスピードを重視する傾向がある
⑩細かいことにはこだわらず、おおざっぱな性格だと思う
◆診断結果◆
▶「はい」の数が5個以上だった
⇒ネズミ花火タイプ
依頼を受けたものは勢いよくすぐに着手するが、その後ラリー管理が苦手な傾向がある。
勢いで進めてしまうため、ディテールを考えるのが苦手。
▶「はい」の数が5個未満だった
⇒線香花火タイプ
火が着く(着手する)まで時間がかかる依頼を受けても、現在着手中のを終わるまで案件を寝かせておく傾向がある。
ディテールを先に考えてしまいやすく、できるかどうか?と考え、行動に移せない傾向がある。
◆アプローチ方法◆
▶ネズミ花火タイプの部下へ
⇒着手後に声をかける。次のラリーの期日を決めておき、「どうなってる?」と定期的に声掛け(同じ案件の担当者として追いかけ続けるという姿勢が重要)
▶線香花火タイプの部下へ
⇒着手前に声をかける。そもそも案件が立ち消えになってしまうので、「着手した?」という確認をとり続ける、
声掛けルーティーン表なんてのもいいかもしれませんね 笑
いかがでしたでしょうか?
ご自身の案件も抱えつつ、部下も見守り、導くという上長の方も多いかもしれません。
戦略的に狙いを絞って「煽る」際の参考になりましたら幸いです(^^♪
人事コンサルタント
金森秀晃