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成長実感がない部下への3つの質問

成長実感がない部下への3つの質問

まもなく10月。
3月決算の法人ですと、ちょうど折り返し地点ですね。
管理職の方は残り半期に向けて、スタッフとの面談もようやく一段落・・・という方も多いかもしれませんね。

面談をしていると、自分(上司)と部下の認識のギャップに毎回驚かされるんです、
というお話をよく伺います。
自己評価がとにかく高い人
評価されることに関心が低い人など様々ですが、
特に多いのが、成長しているのに本人の実感がない人です。

上司からみれば大きく成長されているのに、部下自身はそう実感していないケースが多々あります。
実感していない要因としては、
・到達点や学ぶ意欲が高いがあまり、できていない点やゴールとのギャップに目が向きやすい
・現時点の自分に対しての理想が高すぎる
などが考えられます。

そして、最大の要因と言われているのが
「何を自分の成長と捉えるか」があいまいになっていることです。

成長という言葉は、仕事でも面談においてもで当たり前のように使われていますが、
つかみどころの無い「成長」が明らかになるほど、成長実感も持ちやすくなります。

とはいえ、急に部下に
「自分なりの成長を定義して」といってもハードルが高く感じるかもしれませんので、
部下に自らが考えている成長を言語化させるための、3つの質問について共有したいと思います!

成長を定義づけるために、
コーチングやカウンセリングでよく用いられる概念である
3つの切り口「Having」「Doing」「Being」を
設定すると部下とイメージ共有をしやすくなります。
これに基づいて質問をしていきます。

▼Having:結果として何を得るか
「報酬」「評価」「役職」など外部から与えられるものや、「専門性」「スキル」などの能力獲得が該当します。
・質問例:何を得ることができたら成長を感じられる?

▼Doing:なにをやるか、どのようにやるか
より広い範囲の役割を果たせるようになる、難易度の高い業務を完遂できるようになる。
またより「効率的」にできる、「高い質」でできる、自分が「希望するやり方・進め方」でできるなどが該当します。
・質問例:どのような行いに成長を感じられる?

▼Being:どういう存在になるか
内面的な成長とも言い換えられます。
何を得るか、何をするかではなく、その主体である自分という存在の成長にフォーカスをあてます。
・質問例:どのような存在に近づいたら成長を感じられる?

つかみにくい概念かもしれませんが、HavingとDoingが技術的成長と呼ばれる領域に近いとしたら、Beingは精神的成長です。
空を飛ぶ鳥が風の流れを意識しないのと同様に、成長の真っ只中にいると、自分の成長を実感しにくいのかもしれません。
だからこそ、正しく認識し、意識的に実感させることが重要なのだと思います。
ぜひ、ご活躍ください!

人事コンサルタント
金森 秀晃

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