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「人材の質が下がっている」は本当か?

「人材の質が下がっている」は本当か?

「Z世代は人材の質が下がってきている」
「いやいや、そういう子しか来ない会社の責任では?(優秀な子も多いですよ)」
「そもそも、育てられない無能な上層部がいるだけでしょ」

SNS上ではよくこのような議論が巻き起こりますよね。

実のところ、どうなのでしょうか?

そもそも何をもって
「質が高い・低い」というのかにもよると思いますが、
事実として
「雇用側(経営側)が扱いにくい人材」
が増えてきているということは間違いなく言えると思います。

雇用側が扱いにくい人材というのはストレートにいうと
「権利主張はするけれど責任は果たさない(果たせない)」人材のことです。
高い給料とお休みは要求するけれど、
売上をあげる努力もしないし(何なら他人のせいにするし)
全く売上をあげない営業マンみたいなものでしょうか。
(まさかそんな人はいないと信じたいですが…笑)

大前提として
「使えない部下はいない、無能な上司がいるだけだ」というのは
管理者・経営者であれば肝に銘じておくべきものですが、
(現状まだ能力や専門性が開発されておらず)使えない部下を
使える状態にするためのやり方や手段は昔よりも格段に制限されています。

他責ではなく自責で考えるべきだと指摘すること、
専門技術を高めるための勉強や練習(自己研鑽)を求めること、
プロとしての責任を果たすために仕事をやりきらせること、
これらは一昔前ならば当たり前に上司が部下にやってきたことですが、
最近では一歩間違えるとすぐに「パワハラ」になってしまいますし、
リスクを負って指導したところですぐに転職してしまうかもしれないと考えると、
正直部下に対して「あなたの人生なんだから勝手にしたら?」という発想になってもおかしくはないと思います。

その結果…
専門性や能力もない、やり切る責任感もない、指摘されると早々にくじけてしまう
というような新人が誕生しやすい環境が増えてきてしまっているのかもしれません。

つまり、Z世代がどうこうというよりは、
未来のために今めいっぱい頑張って成長したい人材とそうでない人材で
大きく差が生まれやすい状態になっているということなのでしょうね。
(なので、当然優秀な若手もたくさんいらっしゃると思います)

そういう意味では、冒頭の議論は全員が全員正しいというか
同じ現象を別の側面から見ているにすぎない可能性が高いですよね。

では、 管理者・経営者はもう諦めて「育つ人が育てばいい」と考えたほうがいいのでしょうか。

それは違います。

強制力を持って容易に人を従わせる方法が時代とともに制限されだしたのは、
不便だと思う方もいるでしょうが、世の中の流れとしては真っ当でとても良いことです。

問題は、そうでない環境で育ってきた経営層や管理者層が
新しいやり方や手段に慣れていないことと、
そうした手段を無限に生み出すための「認知」がまだまだ浸透していないことです。

その認知さえ手に入れてしまえば、様々な手段を構築できるようになり、
今まで諦めかけていた人材をも「戦士」にすることができるようになります。
そういう意味では今こそ私たちは新時代のマネジメント手法を
無限に生み出す認知を手にするべきと言えるでしょう。

ちなみにZACでは、その認知工学を誰でもできる技術として体系化したものを近々リリース予定なので、
ぜひ皆さん楽しみにしていてくださいね♪

人事コンサルタント
金森秀晃

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