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「今、価値を感じないこと」に挑む

「今、価値を感じないこと」に挑む

「ここを改善するのが先だと思うのに、上司は別のことが先だと思っている」
「意味がないことをやらされている気がする」
「どう考えてもこうした方がいい気がするが、上司はそう思っていない」

などなど、組織の中で働いていると
上の方の意向や意見と自分の意見にギャップが生まれることもあると思います。

そうした状況におかれると、モチベーションが下がってしまったり
場合によっては離職を招いてしまったりすることもあるのではないでしょうか。
(私自身も部下の立場だったらそう思ってしまうことも
あるだろうなと感じておりました。)

先日とある病院で、事務長とお話をしているときに
「アウトソースすればリスクも低くて安いのに、
なぜか理事長に正社員での採用を指示された」
というケースが話題にあがりました。

事務長はあまりその方向性に賛成している気配ではなかったのですが、
正社員での採用とその後の働き方などについて本気でコミットしていらしたので、
どうしてそこまでコミットできるのかと聞いてみました。

その回答には思わず痺れたので、ご紹介したいと思います。

「僕としては、一般論で言ったらやはり非効率だし、
病院にとってリスクが高いのではないかと思ったりするので
全面的に賛成というわけではありません。
でも理事長はそれがわからない人ではありませんから、
僕には理解し得ない意味があって舵を切ったのだと思うんです。
想定されるリスクを伝えずにただYESというのは僕の怠慢ですが、
リスクは伝えた上での理事長の決断ですから、
僕の役割としては成功するようにやり切るだけですよ。
理事長は説明下手ですが、意味のないことはやらない人ですから、
成功した先に何かしらの意味を発見できると思って頑張ってます。」

今の自分が気付ける価値には限界があるとわかっているからこそ
今自分が価値を感じないことにも全力でコミットできるんだろうなと感じました。
(全力でやってみた結果やっぱり失敗だったとしても
だからって死ぬわけでもないですしねともおっしゃってましたが
本当にその通りだなと思いました。)

私たちはなんとも傲慢なことに
「今、自分が感じる価値がすべてだ」と思ってしまいがちですが、
事務長のように、明日気づける自分を信じて
いつも前を向いて挑めるような男になりたいなと改めて思わせていただきました!

真摯に挑む方からはいつも学びがありますね。
日々精進!

人事コンサルタント
金森秀晃

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