CAREER STORY
キャリアを知る

失敗を責めず、信じて背中を押し続けてくれる会社。

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PROFILE

宮尾知花(コンサルタント)
入社年:2013年8月

向いてない…とみじめな気持ちになった経験

「いま、何の提案をされているかわからない」。
 管理者育成について度々ご相談いただいていたお客様から、提案中に言われた一言です。
多数の社員を抱える企業の人事担当を務めるお客様は、これまでの内部の教育体制をブラッシュアップされようと、ZACの「センスではなく技術」というコンセプトにご共感いただき、1年以上ZACのセミナーなどをご活用いただいていました。
本格的に研修を再構築したいとご相談を受け、私自身も張り切って様々なご提案を重ねていたのですが、3回目ほどの打ち合わせの際に、私の説明に対して冒頭のような言葉をおっしゃってくださいました。

 ZACのコンサルタントになるべく、都度教わりながら実践していたのですが、このお客様以外にも
上司に同行してもらって提案に伺ったのに説明が支離滅裂になってしまう、頂いた質問に答えられない…など、
目も当てられない失敗もたくさんしてきました。
だからこそ、この一言で
「ああ、自分は本当に❝コンサルタント❞に向いていないんだ。共感してくださったのに、
期待してくださったのに応えられず申し訳ない」
と、その場から逃げ出したい気持ちになりました。

 一刻も早く逃げたかったのですが、再度自分から「もう一度リベンジさせてほしい」とお客様にお話しました。
これは、なにも私が勇気があるということでは決してなく(笑)、その時失敗して半分諦めている私に対して、
上司が「出来なかったのはあなたの能力のせいじゃない。結果に導けなかった上司である私の責任だよ。
準備を今まで以上にサポートするから、もう一度提案にいってごらん」と励ましてくれたからです。

 提案が下手なコンサルタントということは、会社に利益を出せる機会も失いやすいということです。
当然、他のコンサルタントに任せてしまったほうが、早いですし効率もよいと思うのですが
代表が作った『どんな人にも居場所をつくる仕組み』という考え方が(当たり前ですが)直属の上司にも浸透していて
見限らずに、信じて送り出してくださったんですね。

 上司はいつもサポートしてくださってたのですが、改めて一緒に提案内容を整理して、
実際の場面を想定した模擬打ち合わせにも付き合っていただきました。
結果的に、リベンジした提案で、「まさにこういう研修がやりたいです!」というお言葉をお客様からいただくことができました。

 お客様と上司のサポートを通じて、自分がお客様に何を提案しているのか?ということが
実感を伴って深く理解できましたし、内部の人間でありながら、商品を❝体感❞できたと思いました。
失敗を責めずに背中を押し続けてくれる環境=どんな人にも居場所をつくる仕組みってこういうことなんだな、と。

常に未来を見据えたレベル感で仕事を任せてもらえる

 私はZACに入社する前は眼鏡の販売員をしていました。
入社を決めたきっかけは、面接時に採用担当の佐々木からもらった会社パンフレットの新藤のインタビューに、
「仕事もプライベートも欲張って生きたい。」という言葉が目に止まり、ときめいたからです。
「ここだ!」と思い未経験でもなんとかなるだろうとかなり楽観的に考えて入社を決めました。(笑)
(それもあって、余計にスキル不足を実感して先のような惨めな気持ちになったのかもしれません…。)

 ZACに入社して驚いたことの一つに、「え?!いいんですか?!」
と思うくらい仕事の裁量を任せてもらえることがあります。
入社して半年程度で、先輩にフォローしてもらいながらOJTに携わらせていただいたり、
1年未満で講師として話すことになったり…かと思えば、新規事業を任せてもらえたり!(笑)
本当に、販売員だったときからは信じられないくらいのスピード感でたくさんの仕事を経験させてもらっています。

 どれもこれも、その仕事を任された最初のうちは、正直自信や余裕があったことはひとつもありません。
しかし、不安ながらにも取り組むことができたのは、代表が「大丈夫。なんかあったら責任は僕が取るから」と
泣き言を言う私に繰り返し何度も言ってくれたからです。(笑)

 代表に後押しされながら取り組んでいると、
企画した研修の担当の方から「宮尾さんに提案していただいたプログラムをやってよかった」や
講師を務めた受講生から「ZACさんと関わってから自分の仕事を見つめ直すことができました」など
たくさんのありがたい言葉をいただくことができました。
(本当に、お客様にも恵まれすぎているのですが…!)

 これは自分が本当に何も出来なかったからこそ感じるのですが、私のような元眼鏡販売員という
未経験者であっても、練習を積めばお客様から感謝していただける環境と商品をもつ点は、
ZACのかなりの強みだと思います。

いただいたものを、今度はお返ししたい

 多種多様な業務を経験を経て、先輩・上司からだけでなくお客様にも育てていただいたと痛感しています。
何もかもが足りなかったので(笑)、具体的なスキルも高まったのですが、思いがけない副産物としては
仕事を通じてプライベートが更に充実するようになったことは大きいと感じています。

 私はプライベートで、ここで話す内容にはあまりそぐわないと思うのですが…かなりの「オタク」です。笑
漫画やアニメ、K-POPなど好きなものがたくさんあって時間がいくらあっても足りません!
だからこそ、ZACに入る前はかなりプライベートと仕事を切り分けたいと思っていましたし、
それが普通だと考えていました。

 ZACで様々なお客様と話したり、コンサルタントとして訓練を積んでいると
思うように出来ず、悔しい気持ちや失敗して落ち込んだことも数え切れないですが、
そのたびに励ましてくれる大好きなたくさんの「趣味」がありました。
落ち込んでは好きな作品に触れて、励まされる…そんなことを繰り返すうちに、
どうして自分がこの「趣味」たちに癒やされるのかを考えるようになりました。

 お客様にヒアリングしていると、当然ZACのコンサルタントとしての意見を求められます。
なぜ自分がこの評価制度や研修を提案するのか?
どうしてこのお客様にそれが必要なのか?
と答えようとすればするほど、ZACの商品であっても話すのは私ですから、提案資料の文字をなぞっただけの表面的な言葉にならないよう自分の考えや選ぶ言葉を深堀る必要があることに気づけました。

 それらを繰り返すうちに、比例して自分の軸となる価値観が明瞭になっていきました。
どうしてその作品に惹かれるのか?を自分の言葉で語ろうとすると、自分が何に一番喜び、幸せを感じるのかがわかるようになったんですね。

 まさか、仕事と正面から向き合うことで、好きなことがもっと好きになるとは想像もしてなかったのですが(笑)。
ZACの仕事は、向き合うほどに人生の喜びを感じる技術が磨かれていく要素もあるのだと確信しています。

 人生100年時代と言われて久しいですが、せっかくなら思いっきり自分なりに人生を楽しみたいなあと思います。
忙しかったり、情報がたくさんありすぎて迷ってしまうこともありますが…ZACの商品は、そんな環境を変えてくれるパワーを持っています。
メンバーやそしてお客様が、大切にしたいことをきちんと大切に出来るようなきっかけや環境を作っていけるよう取り組んでいきたいです。

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