医療の進歩により、重症心身障害児の発生率は、増加傾向にあると言われています。
(その理由として、超低出生体重児や重症仮死産などで、
かつては救えなかったいのちが救命できるようになったということが
大きな要因と考えられているそうです)
にも拘わらず、
本当に様々なものが不足しています。
その現状に風穴をあけるためにはどうすればよいか?
それは行政に「叫び」を届けること。
社会全体でその方々の傷みを分け合うために「認知」を広げていくこと。
支援というと、「寄付」や「ボランティア」などが真っ先に頭に浮かびますが、社会福祉法人 全国重症心身障害児(者)を守る会の常務理事、宇佐美様のお話を伺い、弊社のCSRへの考えは180度変わりました。
もちろん、寄付やボランティアも立派な支援ですが、
それだけでは、枯れた砂漠に「水をやる」ようなもの。
(だからこそ継続的な支援が求められます)
種をまき、水をやりながら、土壌を作ることまでやって
初めて社会に貢献できるのだと、気付かせていただきました。
ハンドリフレクソロジーボランティア
ZACはサロン・スクール事業の中で、手の反射区を使ったハンドリフレクソロジーを提供しています。
重度の障がいを持っているために、刺激に反応を示さないお子様。
認知症が進んでしまい、会話がなかなか成り立たないご老人。
言葉はなくとも、ハンドリフレクソロジーを通じて、そうした方々とのコミュニケーションをとることができます。施術ボランティアを行わせていただき、心身の痛みを少しでも和らげられるよう、活動しています。
代表 金森秀晃が所属する、東京中央ロータリークラブでもご紹介いただいています。
詳しくはこちらからご覧ください。
被災者支援 ~東日本震災 マッサージ・傾聴ボランティア派遣~
『「手」を差し伸べる勇気を!』金森のこの言葉を、今こそ具現化しなければ!
そんな使命感に駆られ、2011年、被災した東北・宮城県に足を踏み入れました。
あれ程の大震災、さぞかし皆さん憔悴しきっているのではないかと、心配しましたが、地元の方に触れると、その心配は一気に払拭されました。
逆にボランティアに来た私たちに、「こんな所まで、よく来てくれたね」 「長旅で疲れていないか?」など、労いの言葉をかけてくださいました。
その姿に、人は大きな困難を越えようと対峙している過程でこんなにも強く、そして優しくなれるのだと、その無限の可能性に胸が熱くなりました。
ハンドリフレクソロジーは、皆様の不安や悩みに耳を傾け、その根源を明確にし、姿をあらわにすることで受け入れる技術がベースになります。
多くの方はハンドリフレクソロジーに「癒し」を連想されますが、寄り添うにとどまらず、「勇気づける」ことが癒しの本質なのだと、地元の皆さんに気付きをいただきました。
青空チャリティーバーベキュー
2017年、お客様への感謝祭として、毎年行っていたBBQ大会のテーマを「チャリティー」とし、社会福祉法人 全国重症心身障害児(者)を守る会様へ150人以上の方々からご協力いただき78,000円の寄付をすることが出来ました!
チャリティー活動を皆さんの身近に感じていただき、また沢山の方に重症心身障がい児(者)の現状を知っていただくことも出来ました。いつもボランティアで学ばせていただいている皆さんへ、少しでもお返しすることにつながればと思っています。
当日の様子はこちらから!
贈呈式を開いていただきました!