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フキハラ(不機嫌ハラスメント)対策の本質とは?

フキハラ(不機嫌ハラスメント)対策の本質とは?

リーダー層向けの研修をしていると
「性格なのかもしれないんですが、なぜか不機嫌そうに仕事をしているスタッフが何人かいるんですけど思い当たることがなさ過ぎてこっちが気を使っちゃいますよ。
周りのスタッフが逆に気を使ってるし、ちょっとね・・・
上司が不機嫌で高圧的だとすぐにハラスメントだなんだと騒ぎ立てられるのに、ほんとたまったもんじゃないですよねー笑」
というお悩みを伺うことがあります。

具体的には
・離れた席に座ってるので名前を呼ぶと”あれ?いま返事した?”と思うくらいの声量で返事をする
・仕事の話をしていると、わかってるのか心配になる程リアクション(頷きやメモをとるなどがない)が薄い
・本人が席を外すと、ちょっと室内に穏やかな空気が戻る
というようなものだそうです。

すぐ仕事に大きな支障をきたすような内容ではないものの、
長い目でみると周りのスタッフへの影響もありそうですし、上司からするとこれは確かにちょっと心配になりますね(´д`)

昨今”フキハラ(不機嫌ハラスメント)”という言葉が生まれているように
職場に限らず、家庭や学校など私たちの身近で起こりうることなのかもしれません。
※不機嫌ハラスメント:不機嫌になった(そうに見える)人の言動によって周囲に過剰に気を使わせたりして精神的に苦痛を与えること。

職場でこのようなことが起きたときはどうすればいいのでしょう?
ポイントは”不機嫌を正そうとしない”ことです。

え?!不機嫌が問題なんだから、これを正そうするのは当然なのでは・・・(゜ロ゜)!
と思われる方もいるかもしれませんね。
確かによくなされる対処として、個別に呼び出して注意するというのがあります。
本人が無意識にやっている場合や認めない場合だと話が平行線で終わってしまい、事態を深刻化させてしまうことの方が多いように思います。

ポイントは不機嫌ではなく、役割を正すことです。
不機嫌になる(または本人にそのつもりがなくとも他の人がそのように認知する)のは、
自分に何が求められているか、客観視出来ていないことが大きな要因だと思います。
ですので上司は当人に少しずつ求める役割とそれを果たしてると思われる
言動はなにかを一緒に考えてみてください。
(もちろん、本当に体調不良だったり悩みがあるかもしれないので、それを確認してから!)

自分で気づくもんでしょ!と言いたくなるかもしれませんが笑
自分で気づくためのヒントは少し必要かもしれません。
役割を求めることで当人に自覚が芽生えて客観性が高まり
問題視されていた不機嫌は少しずつですが解消されていくと思います。

個人の特性がまったく影響がないとは言えないかもしれませんが
その人の問題と環境の問題はまた別物だったりします。
上司側も役割を問うという自らの役割を果たすことで
チームとしての成長も促していきたいですね。
ぜひ活用なさってみてください!

人事コンサルタント
金森 秀晃

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