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マイケル・ジャクソンの専属料理人に学ぶ一流のあり方

マイケル・ジャクソンの専属料理人に学ぶ一流のあり方

先日、たまたまテレビを付けた際、「激レアさん」という とても珍しい“激レア”な体験をした方をご紹介する番組をやっていました。

当時人気絶頂だったマイケル・ジャクソンの日本公演の際に
マイケルの専属シェフを務めた高谷さんという方の回だったのですが、
非常に興味深い描写があったのでご紹介したいと思います。

元々の専属シェフの方が、遊びに出歩いた結果マイケルにも風邪を移してしまったことから突然クビになり、
急遽現地でオーディションをして白羽の矢が立ったのが高谷さんということだったのですが…

なんとマイケルは食事をするときに誰も部屋に入れなかったそうで、誰も好みがわからない上に、かなりの少食。
それでも1週間後に延期になったライブまでにはしっかり栄養を付けてよくなってもらわないといけない、
という重責を担うことになってしまったそうなのです。

前任のシェフの方が残した材料からマイケルは豆が好きなのではという仮説を導き出し、
まずはおかゆとおひたし、豆腐の味噌汁、冷奴を作り、お出ししたそうです。

完食とはいきませんでしたが、少食だけれども一品につき1口は食べてくれるということに気づいた高谷さんは品数を増やしました。

また、気に入った料理は2口以上食べてくれることを観察し、今度はその料理を増やしたりしました。

その結果、「毎日がパーティーのようだ!」とマイケルから高評価を得て、絶大なる信頼を獲得!

私はこの2人の「一流」が料理を通じてコミュニケーションを取っているということに大きな感銘を受けました。

とりわけ高谷さんの料理を出す際のプロセスに一流の仕事とは何かを学ばせて頂きました。

例えばですが、私が料理人の立場で1週間でマイケルの風邪を治して元気になんていわれようものなら
とにかく栄養価の高いものや、免疫力があがるもの、必要な摂取量を考えお出しするだろうと思いますし、
そんなに残されると思わないでしょうから、がっかりしたりもするかもしれません。
しかし高谷さんはそれはそうと、まずは顧客であるマイケルの観察と要因分析にとにかく多くのエネルギーを費やしているのです。

伝えたいもの、与えたいものより先に、まずは相手が求めることを。

一流の料理人というとなんとなく職人さんのように自分の良いと思った感覚を信じて続けるような印象があったのですが、
「相手の求めるものを知るために、修正するために料理を出す。
現時点のベストを尽くした作品(料理)をも材料にして
功を奏したものは続けたり拡大し、功を奏さないものは削減していく。」
その姿勢に、マイケルをも虜にする一流の一流たる所以を垣間見たような気がします。

一流とは今何ができるかどうか、何をもっているかということよりも、
「常に最高を求める姿勢」をもつ人のことなのかもしれませんね♪
凡人ながら、この最高を求め続ける姿勢だけは真似して日々精進していきたいと思います!

人事コンサルタント
金森秀晃

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