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日本の“お母さん”役の代名詞、女優 田中裕子さんの「ヤバさ」に迫る

日本の“お母さん”役の代名詞、女優 田中裕子さんの「ヤバさ」に迫る

8月15日の終戦記念日、NHKにて放送された「国際共同制作 特集ドラマ」
『太陽の子』をご覧になりましたでしょうか?

早逝された俳優の三浦春馬さんの遺作としても注目された本作ですが、
三浦春馬さん、柳楽優弥さん、有村架純さん等、
若手俳優陣の熱演も心揺さぶられるものがありましたが
柳楽さんと三浦さんの演じた修と裕之兄弟の母親役、 田中裕子さんの演技には、
思わず身震いしてしまいました。

「ま。。。前々から思っていたけど…。
こ、、この方…やばすぎるでしょ…!!!!」

ドラマを見ながら、ゾクゾクする演技でした。
(日中合作ドラマ「蒼穹の昴」の西太后役をなさったときの
演技も凄まじいので是非ご覧ください。笑)

帰ってきても戦地のことを何も話さない息子を案ずる母の愛情

再会できた息子をまた戦地に送らねばならなかった母親の無念

終戦間際に息子を亡くした母親の無念と絶望と怒りをまとった背中
(背中だけで感情がバシバシ伝わってくる…)

科学者である修の「京都に爆弾が落とされるかもしれないから逃げて欲しい。
でも自分は科学者として原子爆弾を比叡山の頂上から見届けたい」という申し出に対する
母のやり場のない怒りや悔しさ
(思わず、息をのむシーンでした…)

佇まいと表情だけでも、ありありと視聴者にリアルな感情が伝わり、
声色とセリフ、視線がその感情を確かなものにしてくれます。

僕はまるで、ドキュメンタリーでも見ているような感覚になってしまいました。

以前、田中さんはインタビューでこのように語っています。

「私はいつでも未知の人間に対して、非常に興味を持っているし、
人間の内面は本当に奥深いと思っています。
役者はその奥深さにどれだけ辿り着けるかが大切だと思っています。」

辿り着いた心情、捉え方をリアルに想像し表現する
そこには、嘘偽りのない、田中さんの演じる役柄のリアルが表現される。

それがこのリアルさの正体なのだなぁと感じました。

終戦記念日にふさわしい、非常によい作品でした。
二度と、同じ過ちを繰り返してはいけませんね。

人事コンサルタント
金森秀晃

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