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金森秀晃のしくじり道場~「素直」と「感謝」!?悪ガキになりきれなかった悪ガキ時代~

金森秀晃のしくじり道場~「素直」と「感謝」!?悪ガキになりきれなかった悪ガキ時代~

小学生の頃からガキ大将気質ではありましたが、
中学生の頃からはリアルガキ大将、つまり、
いわゆる典型的な「悪ガキ」の道を進み始めた金森少年…

高校時代からは親に反抗して、自分で家賃を稼ぐことを条件に、
一人暮らしまで始めるようになりました。

当時から、明らかに悪ガキ臭の漂う出で立ちであったにも関わらず、
なぜか父兄からの評判は上々でした。

僕としては大変不服でしたが(笑)、
パナソニック出身の父親を持つ私の実家には、
至るところに、幸之助さんの教えである「素直」と「感謝」という言葉が掲げられており、
その影響もあって、悪ぶってはいましたが、そういう域に達することができない
中途半端な悪ガキだったのだと思います。お恥ずかしい限りです。

ちなみに、なぜ父兄からの評判が上々だったかというと…
元々のガキ大将気質もあり、
弱いものいじめは絶対に許さなかったこと、
素人さん(笑)には絶対に手を出さなかったこと、
したがって、僕のクラスにはいじめが存在し得なかったこと
などがあげられるかと思います。
(先生から見たら迷惑千万ですが、親御さんからしたら
確かに必要悪のようなイメージだったのかもしれませんね)

驚き,上司,報連相

そんな高校時代、僕は、後の人生に大きな影響をもたらす、
「奇妙な同棲生活」をすることになりました。

それは…
悪ガキと自閉症の同級生という世にも奇妙な同棲生活です。

なんじゃこりゃーーーー!と思われたかと思いますが実話です。笑
(中学生時代の同級生の親御さんが訪ねていらして、高校生活にうまく馴染めなかった子どものことを思い、
期間限定で金森くんと過ごさせてもらえないかと、明らかに悪ガキ臭漂う僕相手に頼み込んでいらしたのです。
そのお母さんの子どもを思う心に胸打たれてしまい、まさかまさかの同棲生活がスタートしました。)

一言でいうなれば…
カオス。笑

2人しか住んでいないはずなのに、置いてあった食べ物が消えてなくなる。
僕「食べたでしょ?」⇒Aくん「食べていない」
僕「いや、食べたよね?」⇒Aくん「食べてない」
僕「……。」⇒Aくん「……。」
こんな珍事件は日常茶飯事!笑

当然ですが、家事全般、料理ももちろん僕の担当です。
そんな中でもよくあるこんな会話は成立することはありませんでした。
僕「何食べたい?」⇒Aくん「…。…。 …。…。 …。…。 …。…。 …。…。 …。…。 」
僕「 ヽ(`⌒´メ)ノ 」 ⇒Aくん「…。…。 …。…。 …。…。 …。…。 …。…。 …。…。 」
僕「(ToT)」 ⇒Aくん「…。…。 …。…。 …。…。 …。…。 …。…。 …。…。 」

そのうち、「何が食べたい?」というオープンクエスチョンは、
自閉症のAくんにとっては少しハードルが高かったことに気づき、
「肉がいいい?」とクローズドクエスチョンから開始する術を覚えたり…
今思えば、僕がコミュニケーションというものは「技術」であると感じだしたのも、Aくんのおかげなのかもしれません。
かつてないほど、この時、コミュニケーションが取れないことに右往左往し、
それでも、必死にコミュニケーションを取ろうと試行錯誤を繰り返したからです。

また、当時は1ミリも「待つ」ことを知らなかった僕が
初めて「待つ」ことを覚え、実践した相手でもありました。
まくし立てたところで全く功を奏さない、全く思い通りにならないという現実をはっきりと示してくれたからです。
(思えば、それまでの僕は思い通りになることが前提になっているような相当な勘違い野郎でした)
これは、僕にとっては非常に画期的な成長だったように思います。
「待つ」ということは、経営者、教育者として非常に重要な要素の一つです。
胆力の礎を築いてくれたのも、今思えばこの奇妙な同棲生活だったのだと思います。

より良く,お互いに

思い返すと、なんだか漫画のような毎日でしたが、
彼との奇妙な同棲生活は、後に僕がこの人事コンサルタントという仕事をすることを予期していたのだろうかと思うくらい、
コミュニケーションやマネジメントの本質についての気づきをもたらしてくれました。
今では、そのきっかけをもたらしてくださった、Aくんのお母さんにも感謝です♪

人事コンサルタント
金森秀晃

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