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コツコツのコツ

コツコツのコツ

コツコツ積み上げることは大事です。
今更なに当たり前のことをいってるんだ!とツッコミをいただきそうですが 笑

しかし分かってはいても
「毎日営業のトーク練習をしよう」
「毎日お客さんに手紙を書こう」
実際にやりだすと、

「うまくなっている実感がわかない」
「時間がない」

と、1週間も立たないうちに諦めてしまいがち・・・
頭で理解はしているのに、行動できないとなり、
「努力は、つらいことだ」というイメージが生まれ、手っ取り早く結果を出せるハウツーに目が向いてしまいがちです。
しかし本当に重要なのは、ポジティブな「思考」や、習慣化などの「方法論」ではなく「感情」へのアプローチであるように思います。

ノーベル賞を受賞した認知心理学の大家、ダニエル・カーネマンも
人の行動は「通常は、ほぼ考えることなしに判断されており、しかも冷静なはずの理性ですら、感情には屈服してしまう」と述べています。
順番としては、感情 ⇒ 行動 ⇒ 思考
感情が行動を引き起こし、思考はその行動を後から理由付けして自分を納得させる。

悩みすぎる,考えすぎる,動けない

例えば
「またミスをしてしまった、どうしていつもこうなんだろう・・・」

飲みに行こう!

「あ、今ビールを飲んだのは、落ち込む自分を元気づけるためだったんだな。それなら仕方ない」
と、人は後からもっともらしい理由をつけて、自分を納得させていることが多いと言われています。
それがどんなに正しく、自分のためになり、長期的に果実が得られるとわかっていたとしても、
「今日はちょっと疲れてるから・・・」と定期的な運動をしない、
「ふかしてるだけだから大丈夫」愛煙家は禁煙しないという感じで納得させているということですね。
つまりどんな人でも「やりたくない」「面倒くさい」という感情にはどんな方法論も長続きさせるのは難しいのかもしれません。

ひとつの習慣を長く続けている方に
「すごいですね、よく続けられますね」と聞くと、大抵の場合
「いや……やらないと気持ち悪いので」
という答えが返ってきます。

この答えから彼らは実は、前向きでもモチベーションを高く保っているわけではないことが分かります。
たんに「気持ち悪いから」という感情によって自動的に動いているだけなのだそうです。
ということは、「習慣化」のためには、直接感情に訴えた方が効果的だと言えるのかもしれません。

そのポイントとしてはふたつあります。

課題,人材,育成,部下の退職

●もったいない、と自分に思わせる状況をつくる
とにかく何かを初めたければ、先にお金を払ってしまう。
分かりやすい例ですと「結果にコミット」する某ダイエットジムのプログラムが高額なのは、認知心理学的にはとても合理的です。
「もったいない」「損をしたくない」という感情は、前向きな「健康でいるために痩せたい」という論理的な思考よりも、私たちが行動する原動力になるように思います。

●仕方ない、と自分に思わせる状況をつくる
食べ物やゲームなどの「誘惑」が近くにある場合、人間は誘惑に基本的に勝つことが難しくなります。
ですので、気を散らすものを近くに置かないのが得策といえます。
すると「仕方ない……やるか。」という気持ちになります。
例えばダイエットしたいなら、家に食べ物を置かないといった感じです。

いかがでしょうか?
継続するコツは、いかに面倒くさい、気分が乗らないというような感情を
方向転換できるかにかかると思います。
意志の強さではなく、自分のマイナス感情を丁寧に扱ってみる、これがコツなのかもしれませんね^^

人事コンサルタント
金森 秀晃

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