コンサルタント業界の通説として、
マネジメントするスタッフが5人から10人ぐらいになると、
組織としてのマネジメントを、きっちりと組まないと崩壊しやすくなると言われています。
これは、個人のパフォーマンスのバラツキから起こるバランスもあるかもしれません。
ですがそれ以上にメンバーに「誰かがやるからいいだろう」的な発想が生まれてしまうから、というのがもっとも大きな理由だと言われています。
僕がコンサルのためにクライアントの所に赴く際にも
お話を伺うだけではなく、実はトイレをみるようにしています(゚^^ゞ
リラックスためか笑、その方の「素」や「緩み」が最も現れやすく、
ここからスタッフの方々の仕事の取り組み方や潜在意識を感じ取ることができるからです。
もしかすると
「誰が散らかしているかわからないからいいや」
「紙が散らかっていても、管理業者の人が掃除をしてくれるから、まあいいか。」
という意識が多くのスタッフに生まれているかもしれない・・・!
という感じで、仮説を立ててコンサルティングに臨んでいます。
(この場合は、規律やルール、管理が甘くなっている可能性があるのかなという仮説ですね)
人はやっぱり楽な方が好きですので(たぶんにもれず、僕も(゚^^ゞ
しっかりやっているつもりでも、徐々に規律が緩んでしまうものだ、
という前提を持っておく、これが管理する上でポイントになるように思います。
この前提を持っておくと、少しの違和感でも感度高く、
軌道修正をすぐにかけられるのではないでしょうか。
特に、リーダーの立場の人なら、規律やルールの徹底、
その管理ということは、なおさら重要度は高いですよね!
リーダーの行動の裏には「影響力」が生まれています。
そして、その背中を社員に見せて、伝えていく事ができます。
仕組み作りとリーダーの姿勢、
この両輪を回すことがより良い組織作りのポイントになるのではないでしょうか。
人事コンサルタント
金森 秀晃
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