先日、クレーム研修を終えた後、受講生の女性が私のところにやってきて
「先生がやっているロイヤルスクールも受講してみたいです!女らしくなりたいんです」
と目をキラキラさせながら話してくれました。

実は、接遇マナー研修やコミュニケーション研修の後に、そう言っていただくことがよくあります。

「女性のためのマナー研修を企画してほしい!」・・・というご意見が多いのです。

研修後のアンケートの中にも、その研修内容の他に私の『表情』や『立ち居振る舞い』について書いてくださる方も毎回いらっしゃいます。アンケートを拝見しながら、「そこも見られている」というか「そこも見てくれている」ことを感じてドキッと、改めて緊張したりするわけです。^^;

『女性は「美しくなりたい!」と誰もが思っている』
これまで、病院や介護施設や、いろんな企業に伺って研修をしてきて、様々な職種、様々な年齢の女性の方々とお会いする中で、いつも感じさせられること。
女性はみんな、女性らしく、綺麗になりたいのです。

たとえば、周りから見て
「あの子はオシャレには関心ないみたいだね」
「あの人は、もう女を捨ててんじゃないの?」
という人がいたとしても、実は、その人たちも「美しくなりたい」という気持ちは持っているのです。それが『女性』というものなんですね。

というわけで、「美しくいるために」というテーマもこのブログの中に入れていこうかな、と。
これは男性の皆様にも是非。
「美しくいるために」必要なこと、それは男性にも共通する部分がたくさんあります。
最近は、男性のお肌ケアも脱毛も当たり前になりつつあり、男性の「美」に対する意識は相当なものですよね。
そんなわけで、自分のためにも、また女心を知るためにも^^このテーマを男性の方々にも楽し
んでいただければと思います!

今日は『美は錆びつかせる前に』というタイトルをつけました。

If you rest, you rust.

この言葉は「サボれば、サビル」という意味。アメリカの女優Helen Haysが言った言葉です。

「ちょっとここのところバタバタしてて・・・」
「仕事がたまりすぎてて・・・」
あれこれ言い訳してしまうこと、ありますよね?
外見も中身も経験を重ねてまた輝き続けたい、時を経てなお輝きを増すシルバーのように。
でも、シルバーは放っておくと黒ずんで輝きを失ってしいます。

「こまめに磨く」ことが必要なのです。

女性は誰でも美しいもの。
ただ、ちょっとした意識の持ち方、ちょっとした手間のかけ方で「輝き続ける人」と「色あせる
人」に分けられてしまうのです。
まずは、どこをどのように意識するのかを知ること。
そして、意識し続ける努力をすること。

テレビを見て、映画を見て、
「女優はみんな顔が整ってていいよねぇ」
「私もスタイルが良かったらモデルになれたのに」
と羨みながら、「自分は仕方ない」と納得してしまっていませんか?
おそらく、その人たちは計り知れない努力をしているからこそ、あの美しさとあのスタイルを維持できているはずです。
どんなに、持って生まれた美形でも、八頭身のスタイルでも、こまめに磨くことをサボれば、すぐに錆びてしまうでしょう。

さあ、今日からは
「いいなぁ」と羨むのではなく
「ああいう女性になりたい!」と目指す目標にしましょう!

「サボればサビる」ということは、「磨けばヒカる」ということです。
錆びつかせる前に磨く!
磨き続けることを怠けない!

じゃあ、どこをどう磨くか・・・
実は、接遇マナーの中には、そのヒントがたくさん散りばめられているんです。
これからブログの中で探してみてくださいね。
もしかしたら、高い美容液を買うよりも、一生使える「美容液」を手に入れられるかも!

接遇マナー講師
尾形裕子