「アンパンマンは正義」
これは初めて子どもをもった友人が真顔で語った真理!?です(笑)
子どもを持つ前は、
アンパンマンは少し古典的なアニメで
主要キャラはもちろん知っているし、
子供向けのイベントをよくやっているよねくらいの認識だったそうですが、
今では…
子どもがぐずってどうしようもない時、
自分にひっついて家事が何一つ進まない時、
不機嫌でおむつ替えさえうまくいかない時、
偉大なるアンパンマン先生さえいればすべてがうまくいく…
このように絶大なる信頼を寄せる域にまで
進化を遂げたそうです。
「こんなにもアンパンマン先生に感謝する日がくるなんて」
と冗談交じりではあるものの
切実な思いを込めて語っている友人の姿がとても印象的でした。
私たちは今見ている世界がすべてのようにすぐに錯覚するけれど、
こんな風に自分を取り巻く環境や立場が変われば
いとも簡単に認識が変わってしまいます。
今特段重要だとは思っていないもの、
取るに足らないと思っているもの、
逆にものすごく重要だと思っているもの、
そのすべてがずっと続くとも限らず、
自分と立場が違う人にとっては真逆のこともある。
世界はそんな風に成り立っていると知っているだけでも、
誰かに対して何か一つ譲ったり、
何かできることが一つでも見つかったり、
自分を取り巻く世界が少しずつ変わっていきそうです。
そう考えると、
人生はまだまだ楽しむ余地があるのかもしれませんね(^^)
人事コンサルタント
金森秀晃